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会津ひろきりんご園『紅のりんご農家』ブログ

4/7 発芽 こっから日に日にどんどん進む。



友人から穂木を譲って欲しいとお願いがありました。

かなり多品種な我が家だから、ほとんどの品種はある。


どうやらある品種がもう品切れだそうだ。

品切れ...

つまりこれから増やそうとしている農家がいるってことだ。

ということは、ある程度量が増えるということでもある。

ある程度量が増えると、良いこともある。

それは、消費者の認知度が高くなるのだ。

高くなって美味しいと、需要の方が高くなり、

供給できなくなり、市場では高値になる。

しかし、果樹の場合はここからが問題。

年々そのバランスに追いつくのだ。

そして供給過多になり、安くなる。

何より大事なのは、品種の情報だ。

話で聞いたよりも、長持ちしないっていうコトもあるらしい。

りんごの日持ち具合って、最重要ポイントだと思う。

まず、蜜が入る品種で、長持ちするというのは、まずありえない。


福島で食べさせて頂いたこうみつは、

なんであんなシャキシャキだったのか謎ではあるが…


これから黄色い品種は、ぐんま名月

でもなく、

うちではシナノゴールド推しで行こうと思う。

方針上多品種ゆえに、名月も一応置くが、今の所雑品種扱い。

王林も考えてるけど、悩みどころ。

収穫時期は被る。

更に極晩生として、こうこうを予定。

来年は弘前大学の成木を見てみたい。

枝の伸び方を見てみたいです。

それから増やすかどうか…

11月シナノゴールド、王林、こうこう、ぐんま名月

予備のはるか、星の金貨…かな。


12月のお歳暮時期に、どこでも出来ない詰め合わせを作ってみようと思うのだ。

3キロに8個入り、全部品種が違う食べ比べセット。

昨年は地元の高校の家庭科の先生に、とにかく多品種を持って行きました。

自分でやってみたけど、圧巻でした。

誰にも出来ないこと、小さいから出来ること。

小さくて強いを作る方法は、誰にも出来ないことをすることだと思う。

強み…になるのかな?

誰でも出来ることなんですけど、

「誰もやらないこと」なんですよね。

誰でも出来るんだけど、誰もやらないことは、強みになるのか。

時にはハズレることもあるだろうけど。

しかし、これにはいろいろな問題がある。

誰が発送するのかだ。

スペースも必要だし、時間も必要。

誰もやらないんじゃなくて、誰も出来ないのだ。

ここが多品種セットの難点。

うちの今の小屋では出来ない。

いろいろ冷静に考えてるけど、今のままじゃ出来ないね。


頭の中にはもう描いているスペシャル品種が、

コース料理のようにあるんだけどな。

10年近く掛けてたら遅いよな…。


とにかく今年は改植に専念。

ふじを早生、中生種に改植です。

さらに残っているふじを王林、シナノゴールドに接ぎ木。

一挙更新だ。


そのりんごを待っている間、

数年は「花嫁」の販路と販売戦略だろうな。

着実に軌道に乗せてやる。

りんごを見たし、食べた。

ようやくだろう。

石橋を叩くにも程があるけど、叩かないで失敗したくない。

あと、面積も無く、加工に特化したりんごも出来ないだろう。


「選ばれた恋」の花言葉を定着させられれば、

りんご産業は国内でももっと飛躍するはず。

その起爆剤に「花嫁」がなればいい。

誰も食べたことのないりんご、「花嫁」

りんごを日本の文化に根付かせたい。

一人じゃ出来ないけど、協力者はきっといる。

きっと出来る。

花嫁、ようやく本格始動です!

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今日はバレンタインデー。

あんまり夢をベラベラ語るのは好きじゃないけど、

りんごに関して、夢があります。

それは、

りんごを日本に文化として根付かせたいということです。

最近になって、イオンのりんごの販売で、

花言葉の「選ばれた恋」というのを売りにして、

バレンタインに向けてりんごの消費拡大を目指したPRをしていました。

ポスターまで作って、大々的に。

それがすごく嬉しい。

数年前に4Hクラブで発表した、

りんごを愛のある行事で使って欲しいというのが、

実現したからです。

もちろんオラの力ではないし、お願いしたわけじゃない。

けど、同じ考えを持った人が企画してくれて、

それを形にされたのが嬉しいのです。

これが根付いてくれたら、

ケーキにもりんごが使われたりするんじゃないかな?

バレンタインがチョコを渡す文化を作った不二家のように、

りんごもそうなって欲しいんだよなー。

もちろん、オシャレにかっこよく!

自分にはそんなセンスがないことは、重々承知。

だからこそ売り方や戦略に詳しいパートナーが必要。

自分でデザインしたり、企画する限界を感じます。

それが農家の六次化の限界でもあり、個人で動き回る限界。

自分の伸び代がどこまでか、30歳までがんばってみました。

今の干しりんごまではなんとか出来ましたが、

この花嫁はなかなか難しそうだ。



結婚式の前撮りにも、実は花嫁がかなり使われています。

これは花嫁の栽培当時から考えていたもの。

りんごを愛のある行事に。

プロポーズも実は、このりんごを使ってしました。

ラジオの公開生放送で(;´Д`A

RABの取材があった時だなー。

この花嫁が、一躍有名に!

とはなりませんでしたが、

一個実った時に、このりんごを渡してプロポーズしたのです。

誰かに提案する前に、まず自分でやらなくちゃね。

白いドレスに、赤いりんご、結構映えますよ(^_^)



例えこの先、この花嫁が流行らなかったとしよう。

それでも、この結婚式で使えたことは、

すごく自分たちにとっては、意味があることです。

もう消え去ったりんごの品種「花嫁」が、

写真で一生残る。



どこまでも自己満足の品種です。

今の時代だからこそ復活出来た花嫁。

そう、秋に施した、スマートフレッシュのおかげです。

あれが無ければ、結婚式に間に合わなかった。

今回は小瓶のりんごジュースに一個だけですが、

願いを込めて入れています。

サンフジ3、紅玉3、星の金貨2、王林1、サンむつ1と、花嫁1個。

花嫁の味は、全然しないと思いますが、

味のために入れたのではなく、

願いを込めるためにです。

「選ばれた恋」

「最も優しい女性に」

そして、花嫁の学名「Wealthy」

和訳は「価値ある富」「裕福な」


この和訳を見る度に、明治の人にとって、

花嫁をもらうということは、

とても裕福で、価値があることだったのかもと思ってしまいます。

意味のあるりんごを作るって、

りんごを作る理由があるようで、とっても楽しいです。

自分がやりたいことをするのって、本当に大変ですけど、

きっと出来た時は、すごく嬉しいんだろうなー。

この花嫁を収穫出来た時は、3年目だけど未だに嬉しいです。

増やすぞ、花嫁。



こちらの三つ。

先日スマートフレッシュ処理をした、花嫁。

ようやく時代がやってきた。

というのは、花嫁は果肉が柔らかめな品種。

なるべく硬い状態を保ちたいのだが、それが難しい。

それが、このスマートフレッシュにより、可能になった。

密閉したところにりんごを起き、

ガスを発生させておくと、

そこから出しても長持ちするという。

岩手の農家さんでは既に行われていらっしゃいました。

この方法により、りんごの品種構成が激変するのかもなー。

より、味重視の時代がやってきそうだ。

でも、それは旬がなくなるということ。


自分が愛して止まないりんご、「花嫁」

栽培し始めて4年。

2010年4月。

4年後の完成を目指すと宣言して、

ようやく納得した花嫁を育てることが出来ました。

まだまだ伸び代はあるけど。



ねぶたをFacebookで投稿した時、

Facebookで弘前市内のパティシエの蟻塚さんを紹介して頂きました。

嫁さんが行ってみたいって言ってたケーキ屋さんで、

その方が珍しいりんごを使ってみたいということで、

ねぶた、マッキントッシュ(旭)、花嫁を持って行きました。

お代は結構。

なぜなら、利害が一致したから。

りんごの可能性を知りたいオラと、

りんごをもっと知って、美味しいケーキを作りたい蟻塚さん。

りんごを無償で提供する代わりに、

花嫁のりんごで、アップルパイを焼いて頂いて欲しいとお願いしました。

それで納得してもらい、ワクワクして待つことに。

アップルパイ一個か二個くらいだろうと思っていました。

火曜日に完成して、取りにいくと、袋が三つ。

え?

16個くらいありました(´Д` )

なんというか・・・・

どう考えてもこっちの方がお金を払わないといけないようなレベル(^_^;)



どうやら果肉が柔らかく、煮崩れしたそうな。

しかし、めちゃくちゃ美味い(´Д` )

酸味もあり、立派な一つのお菓子になっていました。

あの盛岡で4年前に食べた、

膝をつくくらい酸っぱかったりんご。

こんなに美味しくなるんだな。

苗木を接木して、二年目に全く枝が伸びなかったり。

ネズミに皮を食われたり、

雪害で折れたり。

草取りも手でマメにやったなー。

長いようであっという間の4年間だった。

泣いたぜ。


ようやく試作を出来るまでになりました。

来年は改植のため、木を切るので、苗木に実れば実るかな。

3年後には、5箱を目指して接木をします。

5年で一つの品種がなんとなくわかる。

じゃああと50年やったら、10回しか出来ないんだな(´・_・`)

なんかもっともっといろんなことにチャレンジしたいんだがな。

でも今は花嫁、あなたをしっかりモノにしたい。

このりんごじゃないといけない理由を見つけたいです。

蟻塚さんには感謝です。ありがとうございます。

こっから花嫁の第二章だ!

りんごの花言葉、選ばれた恋の歯車が回り出す。





午前中、早生ふじの葉取りに入る。

ちょこっとやったら、結婚式の衣装合わせ。

本当は愛知で会議があったんだけど、

さすがに今の時期には行けない。

一時間半、衣装合わせをして、ダッシュで畑に戻る。



花嫁のりんごが落ちてた。

赤くなってる。

盛岡で見た時は、そこまで赤くなかったんだがな。

花嫁が落果するのは9月の10日前後だ。



ツル元が割れてる後がある。

うーん。

はしごに登って見てたけど、みんななってる。



熟度はまずまず。

果実は軟質。

多分もう少し熟せるはず。

酸味が和らげるだろう。