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会津ひろきりんご園『紅のりんご農家』ブログ

4/7 発芽 こっから日に日にどんどん進む。

りんごの色の入り方 11日の軌跡

10月6日 除袋前
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6日 除袋初日 瞬間 真っ白なクリームに近い色
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これからは3時30分以降に撮影



7日 除袋2日目 ほんのり赤くなる
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8日 除袋3日目 晴れたお陰で一気に染まる
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9日 除袋4日目 あと一日で片面なら完成
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10日 除袋5日目 ムラがなくなる。片面完成。葉を取ると下はまだ赤くない。
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11日 除袋6日目 葉摘み&玉回し前
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11日 除袋6日目 天気が良いので昼から葉摘みと玉回しを行う。
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玉回しはとても慎重な作業。

北側など色が付きにくい部分を日光の当たる方向へ回す作業。

まわしすぎるとつるが取れてしまったり、日光に慣れていないりんごは日焼けを起こす。

慣れない人がやると、最後の最後でりんごを落とすこともある。

落とせば土に居る菌せいで腐り、商品価値を失う。

とても大事な作業です。


葉摘みは一番時間が掛かります。

一日に出来る樹の本数は2本から4本。とても気の遠くなる作業です。

お日様の当たり具合、日陰の作り具合を見て、摘み取りすぎないようにするのがコツです。

素人が行えば、プロの半分しか仕事が出来ません。

りんご栽培は職人技です。どれだけ仕事をしたのか、キャリアの差がここで出ます。

子供の時からじっちゃんの手業を見ていたので、

一家の中では袋掛け、葉摘み、袋剥ぎは一番速いです。




12日 除袋7日目 側面の撮影も行う。赤い場所以外の色が、白から黄色になる。
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13日 除袋8日目 朝は側面を照らし、昼は正面を照らし、夕に側面を照らし、色が入ります。 
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14日 除袋9日目 玉回し二回目前
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14日 除袋9日目 玉回し二回目後 まだこんなに色が付いていない部分があります。
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15日 除袋10日目 同じ樹に葉取りと玉回しをする
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16日 除袋11日目完成
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こうやって有袋ふじは完成されます。

その後、収穫、選別、大きさの選別を全て手作業で行います。












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これでどないやー!!

もうこれ以上することはありません!

なすすべなし!

する必要もないね。

スタンダードな色付き。文句なしだぜ。

でも品評会に出せるりんごじゃないんだな~。

うちには品評会に出せない理由があります。

なんっつっても「玉がデカイ!」

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10キロダンボールに32玉入る大きさが品評会に出せる大きさです。

でもうちのはここ3年、28玉からの大きさしかありません・・・。

24玉、23玉、22玉なんてザラにあります。

他の農家さんが「大きい玉ですごいね~、今度作り方教えて!」

って言いにきますが、逆に「小玉の作り方を教えてください!!」

と御願いしたいです・・・。

最近の消費者の傾向は小玉を欲しがってるそうなので、

そろそろ小玉を作りたいのに・・・。

未だに上級農家達は「大玉は高いから良い!!」という発想で、

そんな師匠たちから教えられたオラは、

こんな大玉しか作れません。って書けば、

なんか他の農家さんを馬鹿にしているようなだな・・・。

いやいや、でもホント大きいのしか作れなくてスイマセンって感じです。

誰か宅配用の小玉の作り方教えてくださいよ。

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家に変えると玄関にキャベツが!!

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ブロッコリーが!!

スーパー見たけど、ブロッコリーで128円だったな。

一回り小さいサイズで・・・。

これだといくらなんだよ!!

こんないい野菜を届けてくれるのはただ一人。

岩木山の鯵ヶ沢スキー場の下で民宿を営んでいるお父さんのイトコからでした。

じっちゃんもばっちゃんも兄弟が多いから、

お父さんのイトコで50人以上いて把握できていませんが、まぁそんなイトコからです。

民宿経営しながら、野菜作りにも取り組んでいる農家さんです。

よく弘前の市場に出荷する途中に、規格外の野菜をうちに届けてくれます。

夏はトウモロコシを貰いました。

なくなった頃にまた持ってくるので、野菜を育てていないうちには助かっています。

岩木山だから特別美味いってわけじゃないですが、

過去に○藤何日堂と契約栽培していただけあって、味は一級品です。

でもタダで貰っているわけではなく、

オラたちは冬になったら出来立てのジュースをあげています。

いわゆる物々交換ですね。

りんごジュースはそこの民宿ではタダで飲めるので、ちょっとした名物になっています。

シールを貼っていないだけで、中味は青森の特産品。

お客さん、実はスゴイもの飲んでるんだよ(笑)

物々交換大好きです!もしも良かったら物々交換しましょう!

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色がほとんど入ったら、反射シートを剥がして他の場所に移動させます。

こうすることによって、反射シートは足りなくなりません。

今はまだ二枚目の袋をはがしている途中なので、

丁度良いです。

でも狙いは他にあります。

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この反射シートの下の草です。

既にクローバーなんかが黄色くなって、

窒息して枯れかかっているところが何箇所かありました。

また来年になったら生えてくるんだろうけど、

あんまり良くないんじゃないかなと思うんですよね。

微生物も死ぬって言われているし・・・。

味にこだわる、葉っぱを取らない葉取らずサンフジには、やっぱり敷きたくないんだよなぁ~。

なんでかってば・・・

葉取らずサンフジを続けて3年目になるんだけど、

その場所のりんごだけ、もうおしりに色が入ってるんだよ(笑)

反射シートなしでも全然色入ってて、ホントに不思議です。

色が入りやすいふじってわけじゃないんだわ。

じっちゃんのお父さん、つまり貞作の時代に時に植えたふじだから、そんなはずはないんだ。

貞作とはひいじいちゃんだな。

明日はそんな不思議な葉取らずサンフジを写真に写してきやす。

この除袋日記は今日が最終回となります。

今までりんごを見てくれてありがとう。
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10日目です。今日は曇り時々雨のお天気。こんな日には着色は進みません。

その代わり日焼けしません。

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強力な晴れ間が二日あればズバッとみのもんたバリに色が入るはずでしょう!

あんなに黒くはならないけど。

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雨だったので葉取りしました。

このクラスの木だと、一人で一日に6本出来るか出来ないかってとこですかね。

木の大きさはみんなまちまちなんで、一日に3本も出来ない時もあります。

木が大きすぎてね。

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こんな感じでプラプラぶら下がっているりんごが美味しくて形が良いって思ってたけど、

これ全部つる割れしています!

なんでじゃー!!!!!!

今年は少ないんじゃないの!?

この木の4割くらいはつる割れでした。

なんかショック・・・。

つる割れは技術だ!技術で1割まで無くすことが出来る。

と言うけど、オラこの木に何したっけ~??

ちょっと考えたくなる一本に出会いました。

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これは何のりんご??

木を見るとつがるでした。

今頃落下してきたんだね。

つがるとは思えない色付き。

このりんごなーんだ!

と言って、当たる人は勘だな。まず当てられん。

つがるの適期収穫日からは1ヶ月も過ぎています。

この状態を、「完熟」ではなく、「過熟」と言って、

食べても歯ごたえがなく美味しくないです。

熟すのも、限度があるってことですわな~。

このりんごの使い道があるとしたら、

新品種開発!!

りんごの新品種開発は、二種類あります。

一つは「枝変わり」。開発というか、偶然出来上がるものです。

その枝変わりが起こった枝に実ったりんごだけ、

大きさが違ったり、色付きが良かったり、

熟度が早くなったり。

その枝から新しい苗木を作ると、その特性が生きた品種になります。

色や大きさだけなら、市場に出荷する時はその品種名で良いのですが、

熟度が早くなるともう別な品種になります。

弘前ふじなんかがそれになります。

ふじからの枝変わりから生まれた早生ふじ。

ふじは特別枝変わりが起きやすい品種です。

大体勇者的存在のヒーローと言うのは、

赤くてどこか天才的な一面を持つのが相場だよね。

そしてシンボリックな弱点もあるとこなんかも・・・。つる割れね。

売れる漫画のセオリーですか、コンチクショー。

枝変わり以外は、種から作ること。

りんごの花は他の品種の花と交配することによって、実が出来ます。

その実の種を育てると、枝が伸びてきます。

もうホントにもやしのような弱弱しい枝らしいです。

その枝からはりんごを実らせることは難しいので、

台木という違う植物に接ぎ、力強く成長させます。

そうすると小さい玉ですが、りんごが実ります。

ここで初めて新品種が出来上がりますが、これでもう普通の農家がやると5年ぐらいかかるんですよ。

その新品種になる種の発芽率も物凄く低くて、

農家が挑戦する意味があるのかどうか・・・。

その発芽率の低いことをして、りんごを食べても、

そのりんごが美味しいとも限りません。

過去に何品種も開発した方は破産しています。

その品種を作るために、りんご農家の仕事、

りんごを育てるということを疎かにしたためです。

そうそう、その種を採取するりんごは、さっき話した過熟までいったりんごでしか出来ないみたいです。

完熟では足りないらしいですね。

りんごを育てるのではなく、種を育てるようですね。

この過熟したつがるからちょっとやってみようかしら??

でも破産したくないしなー(笑)

その後の安定した生活も欲しいですけど、農家が安定とか言ってちゃねwww

自然災害が一つおっきく来れば、安定なんて来ません。暗転です。

近い将来は、りんごの以外の作物も頑張って、安定を目指そうと思っています。

津軽の農家は雪のせいにして、一つの作物だけ作って、

冬は出稼ぎって考えている人が今でもいます。

んじゃなくて冬に出来る農作物や、

夏の合間に出来る作物なんかもやらなければいけないと、

オラは思うんだ。

そのうち八百屋でもやるんですか?って言われそうだが、意外とやりそうです(笑)
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もう8日目。

光の反射で見えにくいかも知れませんが、

一番下のりんごが、ピンク色に染まりかけています。

ちなみにこの樹、ここだけ一部分葉取りしていて、ここ以外はまだ手付かずです。

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横からの写真です。

今はとりあえず、袋を剥いでしまうのが優先だと思っているので、

写真を取っているりんごだけちゃんと理想の管理をしています。

理想と現実は上手くいかないもんです。

上手く行けば、テレフォン人生相談なんかやらないのですよ。

毎日聞いていますが、大体相談した人が叱られるパターンです(笑)

つまり自分の考え方次第ってヤツなんでしょうか。

まぁ、人生相談はまた今度(笑)

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ようやく今日、一枚目の除袋が終わりました。

今度はコイツも観察しようかと思っています。

コイツを剥ぐと、

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じゃーん、二枚目の袋が出てきます。

あと4日後くらいには剥ぎたいですね。

でも5日後になるかも・・・。

順番通りに剥いでいるので、遅れるかもしれません。

ちなみにこの樹は葉取りは終わっています。

葉取りが終わっているということは、やっぱりお日様が当たりやすい分、

着色が早いと思います。

後日、また記録します。

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まだぶら下がってた、6月のジューンドロップで変形したりんごです。

成長が止まって、小さいままでした。

半年も経たないで、ここまで成長するんですね!

ちなみに一番成長するのは8月です。

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出た、クワコナカイガラムシ!

袋の中に住み着いて、着色を阻害したり、もう見るも無残な姿にしてくれる悪い虫です。

成虫になると無敵で、薬を散布しただけでは死ななくて、

キンチョールぐらいしか効きません。

なんで死なないかと言うと、白い粉をまとっているから。

ノリピーじゃなくてな。

田代まさしでもなくてな!!

幻覚見えてとかじゃなくな!!!

白い粉に守られて、あらゆる農薬にも打ち勝っている、有袋栽培農家を泣かせるムシです。

袋の中は隠れられるので住み着きます。

袋を掛けない、無袋栽培だとあんまり気にならないムシなのですが・・・。

退治するには成虫になる前に殺虫剤を散布してやっつけます。

普通にスプレヤーで散布しても、なかなか死なないので、

竿で農薬を散布するのが主流です。

徹底的にやっつける気持ちで散布しないとこんな風に・・・。

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袋を剥いで、こいつらがいると、ホントショックですよ・・・。
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某まどみちおの詩みたいなタイトルで行こうと思いました(笑)

詩の内容は結構忘れているんで、何も言わないでくださいね。

あんま変わらないですね。

明日で一枚目の袋剥ぎが終わりそうです。

他の農家さんは、もうオラのこの写真の状態の作業が終わりそうな状態です。

もう葉取りが終わってるんですよ!?

早いよね~・・・。

まぁうちも既に一枚目の袋を剥ぎながら、葉取りしている状態です。

同時進行しないともう間に合わない(笑)

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最低でも二枚目の袋が剥ぎ終わるのが16日。

明日13日で一枚目の袋が剥ぎ終わるから、3日後に二枚目の袋を剥ぐ計算ね。

それから7日経って玉まわしの作業。これで23日になるね。

また色が入るのを3日待つと、収穫は早くて26日以降が予想されます。

でもでんぷんが抜けきるかどうかにもよりますから、26日ごろになったら食ってみよっと。

この写真は横から見た写真です。明日からは横からの写真も撮るぞ~。

正面と東側からの写真をお届けします。

なんて親切なブログだこと。

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なんかりんごの良い香!!

と思えば腐り実です。

もはや加工用りんごにもなりません。

一箇所にスコップで穴掘って埋めるのが理想です。

それに石灰を入れるととっても良いね。

これはなんの病気だろう・・・。

炭そ病かな??

袋の中で菌が繁殖したのでしょう。

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大玉を生産するようになってから、このような症状が増えました。

ビターピットです。

思うにじっちゃんが撒いてた肥料の成分がまだ土壌にあるのでしょう。

大玉になると、このような症状が出る品種があります。ジョナゴールドとか。

ふじもたまになります。

この肥料成分が抜けるというか、自然な土に戻ると、

このビターピットはなくなるはずです。

30年以上無肥料栽培で大玉を作り続けている方が言うので間違いありません。

りんごの栽培は時間が掛かります。

木を作り、枝を作り、土を作り、ようやく理想のりんごが作れるのです。

玉が大きい程、肥料をたっぷり入れているわけではないんですよ。

肥料で大きくしたりんごは、逆にこのような症状が出易くて、

きっと売り物にならないりんごが実るはずです。

肥料を使っている方は、自分のりんご、枝の伸びを見ながら撒いているんですね。

観察力の賜物です。

が、肥料の5割はどっかに流れていっちゃって、3割は雑草が吸って、

残り2割くらいがりんごが吸っているって言われると、

なんだか撒く意味があるのかな?と思います・・・。

観察力が良くて大変良いことだけど、勉強不足では?という気がします。

「黙れ小僧!肥料のことなんも知らないのか!可哀想に。」

「肥料の入れないりんごはマズいよwww」

「肥料を入れないとここのりんごは大きく育たないのよ!!」

と言う方もいますが、

ホントに?マズイ?玉の大きさは肥料のせい?

化学肥料派と有機肥料派と完熟有機肥料派と無肥料派、

たくさん派閥がありますが、あと10年で無肥料派を多くしてやるぞ~。

でもだからと言って無肥料以外が美味しくないって言っているわけでもないし、

肥料がホントに必要なのだ!ってわかったらオラももちろん肥料入れますよ!

今は入れないけどね。

とにかくこのビターピット、オラはじっちゃんの時代の肥料成分が抜け切っていないと見ました。

肥料は入れなくても、その肥料成分はが抜けるってば、

長い道のりなのだ!ということですね~。

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ナメリムシちゃんです。

りんごをムシャカラする悪いやつ。

ムシャカラってハマりました。アニメみつどもえです。

長女さんがお菓子食べる時の効果音。みつどもえは必見ですね。

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ガバっと反射シートを敷いています。

EM菌ってあるじゃないですか?

最近流行ってますよね!

野菜が美味しいとか、色艶が良いりんごが取れるとか、土が軟らかいとか。

この反射シートをずっと敷いておくと、土の微生物を殺してしまうというのもあるんですよ。

今まで敷いていなかったのはそんな理由もあったんですが、

その噂のEM菌を撒いてて、これ敷いてる人がいるんですよね!

え!?

良いの!?と(笑)

良い物と良い物を組み合わせても、決して良い物にはならないという良い例です。

菌が死んでしまう(笑)

ちなみにオラは使っていません。

よくわかんないんで(笑)

使っている人のりんご見ても、あんまり・・・っていうのがあるんで!(笑)

使うほどのモノかな?という疑問があります。

今日は土のお話を中心にしてみました。