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会津ひろきりんご園『紅のりんご農家』ブログ

4/7 発芽 こっから日に日にどんどん進む。



飽き飽きしてるよね、そうだよね。

この草が何になるかなんて、もうそんなのいらないよね。

でもこの草がみんなの敵でいる限り、

中立を守って見つめていきたいと思います。

しのべ、ギシギシ。


今年も奇跡の抜けるしのべを栽培中( ̄▽ ̄)

スコップじゃない、手で抜ける。

場所は草刈機が通らないような木の根元、その付近。

今はその一部です。

どのくらいの年月を掛けるとこんなにフワフワになるんだろうか。


「草刈り機械が通らないからでしょ?そんなの当たり前じゃんwww」

っていう人は、その辺の野原に生えているしのべを抜いて欲しい。

そう簡単に抜けないよ( ̄▽ ̄)

それが土の不思議です。

「なんで?」って思うか、「で?」って思うのか。

オラは馬鹿だから、なんで?って思っちゃいました。

お金にもならんよ(´Д` )




それがこの土だ!

ばばーん。

さらっさら!まるでトラクターで細かくした、

野菜畑の土、それ以上のさらさら具合。



んで、これである。

手につかない。

それを教えてくれたのは、

しのべ研究所の下山康祐さん。

そんな研究所はないんだけども(笑)

鶴田の下山さんだ。

みすぐりしていると、後ろからひっそり近づいてくる妖怪的な類です。


何か発見があると、一緒になんでか考えてくれる人。

で?って言ったり、その不思議をお金で考えない人です(´Д` )


午前中に送ったのはこれです。



しのべの根っこなのね。

しかも結構腐ってる。

しのべは上に細かい根っこがあって、ずどーんとごぼう根がある。

細かい根っこだけでも、結構大きく育つんだ。

ごぼう根が腐ってても、生えてても、草丈や種のつき方は変わらない。



腐ったごぼう根を割ると、ミミズみたいな小さな生物が。

こいつがきっと腐った根を食っている。

しのべを弱らせると根は腐るはず。

多分タイミング良くオラが折ったりしたんだろう。

根っこの上にそういう跡があった。


先日話し込んだ大学の先生に、

しのべの葉っぱはミミズは食わない。

クローバーもミミズは食わない。

って教えて頂きました。

ミミズが食わないなら、分解されにくいってことだ。

イネ科はミミズが食べるので、分解が早い。

これ豆知識ね。


でも、根っこはどうなんだろう。

このように腐れば、生えている場所だけでも、

地下50センチまでフカフカになるんだよね。

しのべが生きている限り、何回も根を下ろすだろうから、

その周辺はフワフワになるのかな?

って思った(´Д` )

アリの巣になっているしのべの根っこもあったぜ。

触るとバーク堆肥のような、ボロボロほぐれる感じ。

オラはこのしのべは増えて減って、増えて減ってが理想の気がする。

ありすぎるとネズミの巣だし、

逆にないのも、こういうフカフカになる機会を失っていると思う。



1m近いしのべ。

普通に見れば脅威だろう?



それでも抜ける。

根の長さは膝丈まで。

これが抜けるような土は果たして出来るのか。

まさに山の土。

どうすれば出来るだろう。

山のようになれるのだろうか。

たった一人、山の土を目指した人がいる。

それが木村秋則さん。

しのべの下山さんと二人で山の園地を見に行きました。

10分いたべが。

雨降りの中、傘も差さずに土を見る。



ここは草刈り年二回。

見るとイネ科がめちゃくちゃ多い。

クローバーは少ない。

就農当時はクローバーは豆科だから、窒素を貯めるということで良い草だと教わりました。

が、実際は窒素は多すぎると管理が上手く出来ないと、

逆にりんごを美味しく無くする。

だからって土壌の中の窒素は無くなるかといえばそうではない。

草なんかで補えるし、

根っこは餌を求めて伸びていくと思う。

上記した通り、イネ科はミミズの餌なので、

年々土は柔らかくなるだろうし、根は張りやすいでしょう。


しのべはコガタルリハムシの成虫が食い荒らしていて、

しのべが少なくなる理由は、土が変わるのでは無く、

予想通り、この虫の影響です。

環境が変わるんだ。

慣行栽培でしのべが食べられないのは、多分農薬です。

それで幼虫を殺してしまうのかもしれない。

この草は良い、悪いを人間が言うなんて、おこがましいことなんだな。

もはや自然とは逆らうことを選んで、産業にしているのだから…。

この矛盾は克服できないのだろうか。

ちなみに木村秋則さんちのしのべ、去年抜こうとしたけど、抜けませんからね(´Д` )

完全なる山ではない。

ある程度のところまでしか、自然に近づけることが出来ないようだ。

有機肥料や堆肥をやらなくても、

無農薬、草刈り二回と数年の年月で、

山に近づくんだよなー(´Д` )

黒星病、下手すればうちと同じくらいに収まってるんじゃないか?

あるりんごにみんな付いてるってのは無かったです。

今年は黒星病が蔓延しているのに、抑えられてるなんてな…。



じゃあ山の土はどうなんだよって話です。

二人の共通意識に、紫外線を当てないようにするというのがある。

かなり柔らかくなる。耕盤がなくなるのだ。

これは自分の園地、そして今は亡き無剪定の園地でも確認済み。

そう、うちの抜けるしのべも、この紫外線の原理のはず。



土は面白い。奥が深い。

宇宙や海と同等。

そして小さい分、宇宙よりも萎える。

一生懸命山の中で素手で掘りました。

それはそれはどのくらいの年月を掛けて、

表土に積みかななったのか。

腐葉土の深さ。

山はすげえな。

って、二人で感じました。


でも山じゃなくて、森だとどうなんだ?

森の場合も腐葉土とか、すごそうじゃないですか?



高杉脇の空き地。

草むらを歩いて森の中へ。

放任園、ビューティフル。

森の中の土は、このミミズが答えだろうな!


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