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会津ひろきりんご園『紅のりんご農家』ブログ

4/7 発芽 こっから日に日にどんどん進む。

9日に台風が来ます。

来る予定なのですが…

悔しい…悔しいですが、早もぎしました!!

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見ての通り色も乗っていません…

適期収穫日はあと一週間後。味もまだまだこれから。。。

3日前に玉回しが終わったくらいですが、もう収穫って…


台風で落ちてしまえば、捨てるしかなくなります。

そうなれば、りんご農家も困りますが、

お客様もりんごを生業にしている業者様も困るのです。

ジョナゴールドの販売時期は基本的に1月からスタートします。

それまでは冷蔵庫で保管されるのです。

その冷蔵庫に入っている期間でもちろんりんご本来の味は変わります。

今回の早もぎしたジョナゴールドは、その冷蔵庫に入り、でんぷん質が抜け、

完熟ではありませんが、それなりの味になります。

だから早もぎ出来るのです。

ふじはさすがにまだ無理ですけど…

ジョナゴールドをスーパーで買う場合、早もぎかどうかはスーパーの青果担当へ聞いてみてください。

当然ですが、完熟の方が美味しいですが、比べてみるのも面白いと思います。

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ここに色が着かないジョナがあります。

ジョナゴールドは、ゴールデンデリシャスと、紅玉の掛け合わせです。

紅玉はジョナサンと呼ばれているので、その二つの名前を合わせて

「ジョナゴールド」と命名されました。

たまにジョナサンゴールドと間違えて言う人がいますが、

あながち間違ってはいません(笑)

でも、サンジョナゴールドとは全然別物です。

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左が袋をかけないで栽培したサンジョナゴールド。

右が袋をかけた、ジョナゴールド。

同じ品種ですが、前にも説明した通り、有袋栽培と無袋栽培では名前が異なります。

ちなみにサンジョナの下のりんごは、「星」という被害果です。

黒くボツボツが見えるでしょ?

樹勢が強かったりすると出ます。大変遺憾です。

ちなみに左はちょっと緑がかってるんですよね。

だから、サンだとわかります。

ふじも同じように、見分けがつきます。

プロってすごいでしょ??(笑)

さてさて、最初の話に戻ります。

色が全く入らないジョナゴールド。

これは先祖返りという現象で、科学的には証明されていない現象です。

りんご試験場の元職員に聞いたら、「先祖返りはわからない」と言われました…

先祖返りとは、先祖に返ることです。

親の品種の特製が出ちゃうらしくて、

黄色いりんごを親に持つジョナゴールドは、

色が着かない状態になり易いです。

というか、日影を作れば簡単に色は入りません。

一年の日光の時間が少なければ少ない程、

三年間研究しましたが、このジョナゴールドは色が着きにくいと思いました。

この色が着かないりんごは…加工行きです・・・


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バチカのジョナゴールドです。

めっちゃくちゃデカくて、近所の人はビックリなのと、呆れてるのが混ざって笑っています(笑)

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一番大きいのは900グラム(笑)

普通は300から400グラムなんですが…

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隣の世界一と比べても、そんなに違いがありません(笑)

市場の係りの人も「でけー!!!!!!!!!!!」

って言ってくれました(笑)


いつもいつも完熟が言い訳ではありません。

時には早もぎしないと、全国のお客様に食べさせることは出来ないからです。

りんごの実だけではなく、その年の私達の全力の気持ちも食べて欲しい。

美味しいジョナが食べられないのなら、それは自然に負けた、オラ達の限界なのかもしれません…

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