fc2ブログ

会津ひろきりんご園『紅のりんご農家』ブログ

4/7 発芽 こっから日に日にどんどん進む。



長年の悲願。

8年目で40aしのべやスギナばかりの畑に、

ついにイネ科の草が生えた。

除草剤を使ったり、草刈りの回数を増やしたりもしたことがあります。

でも、根本的な解決には何一つなりませんでした。

結局何で?っていうところが抜けてたからだと思います。

岩木川の二回の増水でも、草の種類は変わりませんでした。

種は十分運ばれてたけど、それが発芽出来ない環境にあったのかも。

ある程度予想を付けていました。

今年改植したことで、かなり確信出来ました。

しのべは最弱の雑草です。

しのべを強くしているのは、人間の散布する農薬でした。

病気に弱い。

少しでも病気になると、背丈が伸びなくなる。



隣からの農薬のドリフトで、隣の園地に近いところは

しのべの葉は青々としています。

農薬が飛ばないところは、たった二回の草刈りにも関わらず、

くるぶしまでの草丈しかない場所もありました。

苗木だけに薬剤散布をしていたので、

しのべには薬剤は掛からなかったのです。

ちなみに苗木の近くは、草刈りの高さをかなり低く刈りましたが、

最終的な草丈に違いはありませんでした。

そして、しのべの葉っぱはすぐに腐りますが、

茎はかなり残り、なかなか土には帰りません。

夏前にアップしたと思いますが、

しのべの根を食べる虫もいることから、

殺虫剤を使わないことで、しのべをかなり弱らせられる。

結果、根が腐食して土に還ることにつながっていると思います。

しのべは農薬によって守られているのだ。

そりゃーどんなに頑張っても生き残るわなー(´Д` )

増える一方のしのべのカラクリなのだ。



ちなみに生えてきたイネ科の草は多年草ではなく、一年草だ。

アキメヒシバといって、8月から11月に結実し、

12月には枯死する草である。

ほんのちょっとだけしか生えてないけど、

草刈りのタイミングを今にした理由は、

この結実にある。

種が落ちることで、来年も生えてくれるとは思うんだが。

でも確実に草刈りの回数を増やすと、普通は生えない草になるのかなー。

草刈りの回数を減らすと、全体的にこの草が増えました。

ちなみにオーチャードグラスっていう草が良いっていうのは、

イネ科でありながら多年草で、草の量が多いからだろう。

多分効率が良いのだ。


土作り、堆肥を入れる方がもっと効果的なんだろうがなー(´Д` )

米ぬか、稲わら、牛糞、豚糞、鶏糞、いろいろあるが、

何が良いのかはその農家の選択次第。

でも結果は数年掛けても努力に比例しない場合もある(´Д` )

そこで信じるのは、自分の信じている先人の知恵だろう。


草刈りの回数を減らし、草の生える種類は変わった。

変わったところまでは良いけど、それに反して思わぬところにだったり、

予想通りの被害があっちゃダメなんだよね。

ちなみにネズミの被害は一本もまだ無かった。

越冬した後だよなー。

結局ネズミの数が多いと、食害も比例する。

でもこっからの管理で無くしていきたい。


でも草刈り一回で数千円ケチり、

後の管理で数万円払っていては意味のない話だ。

たった草刈り一つの話だが、

ちょっと掘り下げてみたかった。
スポンサーサイト