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会津ひろきりんご園『紅のりんご農家』ブログ

4/7 発芽 こっから日に日にどんどん進む。



りんごを科学する。

久しぶりに参加してきました。

農業は科学だ。

数字だ。

って思ってます。

勘とか経験。それもあると思いますが、必ず正解があって、

最善の方法もあるって思ってます。

でもその数字は果てしなく難しく、

そんなことするより、勘とか、

経験に頼った方が安上がりじゃね?

というわけで、科学的に見ることが出来ていない分野なのかと。

それでも科学だと思うので、科学しに行きます( ̄▽ ̄)



りんごを科学するは、弘前大学がメインです。

当時はいろんな講習会に参加して、その度に話がダブって、

あんまり行かなくなったんだよな。

今回は着色についてと、土壌についてだけ参加

午後はパネルディスカッションでしたが、

発送が遅れているので不参加。

寝る暇惜しんでやってるんで、最低限の用事しか詰め込みません。



まさかな…

着色っても、まさか遺伝子的なこと。

勘っていうか、なんとなく感じてた着色の違和感は、遺伝子でしたか。

遺伝子の話…

もうこれはうちらが聞くことじゃないね(;´Д`A

聞いて損は絶対ないけどさ。

もっと話の広げ方はあったはず。

着色管理の話が聞けると思ったら、育種派だったかー。

着色に関する遺伝子が無くても、着色する品種があるのは驚き。

違う遺伝子情報のところに、着色についての遺伝子があるんだねー。

自分でも何言ってるのかわからん(笑)

青いバラの遺伝子情報は複雑で、難しい理由がよくわかった。



最近話題の中まで赤いりんご。

2タイプあるんだ。

御所川原という小さいりんごは、種の方まで赤い。

小さい頃から赤いらしいね。

紅の夢は完熟するに従って、果肉が赤くなる。

みんな飛びついて、かなり力を入れている。

商談会でもかなり聞かれるらしい。

紅の夢が一番ドカーンと宣伝して、世に広まったはず。

今は苗木を買えば誰でも作れる。

でも、干してもジュースにしても、味が納得しない。

そんなことを思っていたら、

長野や岩手から、割と良い味の赤肉品種が出てきた。

青森も紅の夢に続いて出てきた。

そう、これを待っていた。

多分美味しいりんごが出るなーって思ってたんだ。

でも!

こういう超個性的な品種は売り先がないとあんまり作りたくない。

農業はギャンブルだ。

でも天候がギャンブルなだけで、品種はギャンブルじゃないって思ってきた。

情報をどれだけもって、先読みするかだ。

市場での価値がまず第一。

誰にでも買える品種は、増えた時に市場に左右されやすいと思う。

こういうのだからこそ、林檎屋や農協での囲い込みや、

クラブ制が良いと思うのだが…

この赤肉の品種達は、いったいどうしたい品種なのだろう?

自分は、「美味しいりんご」ってのが大前提だと思ってます。

それは菓子や生食、使用用途で変わると思いますが。

赤肉はどのポジションなのだろう?


ちなみに千雪っていう品種がありますが、

あれは切っても果肉が茶色くならないっていう特性があり、

特性推しでした。

市場でも今はなぜかバカ高く取引されていますね。

りんご農家側からしてみれば、そんな特性はどうでも良くて、

普通にあの時期のりんごとして、美味しかったんだよね。

そう、味が格別だったんだ。

それで知り合い達は増やしてますね。

誰も「茶色くならないから良いよね!」なんて言わない。

美味しいから、売れるだろうって読みらしい。

うちもそう。

MAX150箱程だけどね。

あの濃厚な味は流行ると思うのだが…( ̄▽ ̄)

だから、りんごが美味しいを二の次の品種は、

生き残りにくいって思うのだ。


物売りの時、ストーリーを売れって言う。

そう思ってた時もあったが、

ストーリーでは物は売れない。

物語を売っても、必ずそのうち飽きる。

また食べたくなるのは、ストーリーが理由じゃない。

好きなラーメン屋はストーリーなんかじゃないでしょ?

そこにある美味しさだ。

美味しさ以外の何者でもない。

ストーリーは取っ掛かりでしかないんだなー。

自分で売れると思った赤肉を選びましょう。

オラはまだ選ばないよ。

早い者勝ちっていうのには、全く興味ないんだ。

ギャンブル的なこともしたくない。

少量やって、確信を持ちたいんだ。

薄っぺらい噂話で左右されるのは、

もうしたくないんで。

この講演に関しては、物言いをアンケート用紙に書いた。



お次は土壌の話。

土壌というのは、土と微生物の混合されたものだそうだ。

だから月に微生物はいないので、土壌ではなく、土。

ふむふむ。

基本から入る、良い感じ。

そして土壌についての講演は続く。







すげー面白いんだよなー、土。

でもね、結局これも、

直接りんごの経営にこうすれば良いという明確な答えにはならんのだよね。

そこが悔しいところ。

深く突っ込んで突き詰めるんだろうけど、

生産者から言わせてもらえれば、正直浅い。

あー、まだこのくらいなんだって感じだ。

実際の農地に落とし込めていないよね。

スプレイヤーが通る、草を刈る、いろいろあるけどさ。

どうすれば一番良いのか、最低でもこうした方が良いっていうのまで、

突き詰めてほしい。

農地には謎が詰まっている。

そのなぜ?に、答えて欲しい。



どこまでも抵抗なく刺さる支柱。

硬盤がない。

その長さ、



1m

この園地の硬い層は30から50センチのところでした。

掘って確かめています。

ここは草刈り二回、根元には草刈りした後、

草を根元に飛ばして、しのべマルチ。

しのべはミミズの餌にならないと言ってたけれど、

やっぱ一年草のイネ科が効いているのかな。

根元にはしっかりミミズも居た。

微生物の宝庫になったんだ。

それと紫外線を通さないようになってたのかも。

生物の多様性の力は、多分2年あれば本領発揮出来ると思う。

どの微生物がとか、どの資材を使えばっていう訳じゃないんだね。

多様性を高める方法を取らないといけないと思う。

という、何か実験結果的なのが欲しいんだよなー!!!!!!

なぜにこうも実践的な記事が少ないのだろうか(*_*)

それは、あまりにも仕組み、構造が難しいためだ。

プロだから、絶対に断言出来るところまでしか発表しない。

それもあるんだろうなー。

心中お察しします。

本当はもっと実験したいんだろうなって思う。

ガッツリ曖昧な予想も言ってみたいんだろうなー。



どこまでりんご園で、最高の状態を作れるのか。

山の土に一歩でも近づけられたらな。

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