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会津ひろきりんご園『紅のりんご農家』ブログ

4/7 発芽 こっから日に日にどんどん進む。



赤い果肉りんごのシンポジウムに参加。

12月はなんだかんだで勉強会に参加してるなー。

この情報を仕入れるのも、なかなか一苦労だ。

移動と中身で3時間くらい取られる…( ̄▽ ̄)

3時間ってば、自分ちで仕事出来るよね。

その分夜や、休日にカバーするんですが。

休日ねーけど(笑)

こういう日が自分の休日だと思ってます。

りんご狂だな。


さて、赤肉の品種だが、

今回の目的は、長野の実態を知ること。



もう何品種か出てるんだよね。

青森が紅の夢で騒いで、

こいつはすげえ発見だ!ってやっている間に、

長野ではもうひと品種作りに取り掛かって、

しかも出来てる。


青森から出た紅の夢は、赤い果肉だ。

でも思った以上に欠点がある。

酸味が強く、生食には難しい。

そしてなんと言っても、コルクスポットという、

表面にボコボコが出来る。

穴になって、コルク状になって、取り除かないといけないのだ。

紫外線が原因らしい。

それをカバーするには有袋栽培が良いらしい。

が、加工向きに有袋栽培はしないだろう。

そういう欠点がある。

出た時に思ったのが、他にもっと良い品種が出たらやろうってこと。

欠点がないりんごが出た時に、やった方が良いと思った。

品種は永年だ。

大量に植えるのは危険だわ。

やっぱり品種構成は収入を左右する最重要項目だ。

紅の夢が出た時、ちょっと待てば絶対他に出ると思ってたのだ。

案の定岩手から出たよね。

紅の夢は、塩崎教授っていう有名な大学の先生が作ったりんごなのだが、

その名前を残すためだと思った。

じゃなきゃ、この酸味が強いりんごを品種登録するかな?

もちろん今までにないりんごジュースは出来てるし、

綺麗な色のジャムは出来てるから、

利用価値は大。

やり方次第。

あとは長野で出る、岩手で出す、って時に、青森で出ないってなると、

何やってるんだ?ってなるから、形だけなのか…。

にしても生食じゃ個人的には厳しい…。

それでも紅の夢は、今出ている中でも、

赤肉になる割合が高いそうだ。

他のは赤い果肉にならなかったり、薄かったりするらしい。


岩手のローズパール、長野のなかのシリーズ。

いっぱい出ても、これうめえ!ってのはなかなか聞こえてこない。

赤肉品種はかなりアンテナ張り続けているけど、やる気はまだ起きない…。

他の生産者もそうみたい。

結局は味なのかな。

珍しいだけじゃやれない。

こうみつも花嫁も、オラのやっている珍しい品種は全て接ぎ木で、

しかも少量で、品種特性を見ています。


りんごはギャンブルじゃない。

品種は賭けで選んじゃだめ。

自分の目で見て、育てて増やしましょう。


これが今回行った時に特になった情報。

酸味と赤肉のなりやすさというのは関係するらしい。

遺伝子が紅の夢タイプは、甘くて赤肉っていうのは難しい。

薄くなったり、赤肉が出来にくかったりするみたい。

つまり、紅の夢に赤い果肉が出来やすいのは、

酸味が強いから。

益々悲しいお知らせだったぜ。


御所川原タイプの遺伝子は、小さい果実の時から色が赤くなって、

美味しいらしい。

しかし、小玉だ…( ̄◇ ̄;)

摘果して小玉だったら意味がない。

単価が高くて仕方ないぜ。

長野ではこの両タイプの掛け合わせを研究しているそうだ。

この掛け合わせに期待だなー。

赤い果肉の大戦争になることには間違いないんだけど、

まだまだ主流になるのは遠そうだ。

20年は生きられる品種であって欲しい。

この情報以外は、どこでも手に入る情報でした。

酸味と赤肉の関係を知れて良かった。

まだうちではやらないと思います。









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