
実はこの時点でりんごの良し悪しっていうのは分かる。
花が咲くのが早い遅いがまず一点。
次に果台の長さだろう。

ここね!
これが長いと、良いりんごは実らんね。
なので、これは摘み取る対象。
あとは花の生長が遅いと、それも摘み取る対象。
実になったら、また色々選ぶことがあるんですが。
花は一番分かりやすいかもしれません。

モンパ病が強く出ている20アールは、
徹底的に鋏を入れて、頂芽を減らしてみました。
芽の時点で優劣をつけ、摘果したら終わりってくらいにしたくて。

新梢の花摘みもいらなそうだ。
この頂芽を減らすことで、発根して、少しでも樹勢は回復するのか?
弱ったなーと言って、大きく落とすと、
モンパの場合は逆対応。
更に弱くなってしまう。
花の時点で全て摘み取ったら、
それだけで大分樹勢が回復したという実験を、
就農当時やってみた。
これが良い。
りんごを一個も実らせないっていうのは、
誰にでも出来る樹勢回復法です。
鋏入れとはまた効果は違うだろうけど、
りんごをとりながら治すのが技術だ。

今年は今までで一番良い花芽だと思う。
これを維持していきたい。
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