FC2ブログ

会津ひろきりんご園『紅のりんご農家』ブログ

4/7 発芽 こっから日に日にどんどん進む。

会津宏樹りんご園のりんごは、なんで大きくて美味しいの??

その秘密は我慢にあります。

どこを我慢するかというと、実選りです。

実選り(みすぐり)とは、その名の通り実を選ぶ作業です。5月から7月まで行います。

りんごは花の数だけ実がなって、全てならせると木は衰弱するし、りんごも大きくなりません。

そして次の年にりんごが実らなくなります。

りんごの木が一年間で行う仕事は、

りんごを大きくすることと、枝を成長させること、次の年に花を咲かせるための養分を蓄えることです。

りんごを大きくすることが優先順位的には先なので、

りんごを実らせる数をわざと減らしてあげて、次の年にも花を咲かせてりんごを実らせます。

実選りとは、次の年にもちゃんとりんごを収穫するための作業なのです。

多く実らせるとりんごの数は多いですが、大きくならず、次の年はりんごの収穫量が減る。

ここまでよろしいですか?

まだ我慢はしていませんよ~。

ここからが我慢です。とりあえず写真をご覧ください。

100326_144908.jpg

ここに写ってる芽。花芽なんですが、大きいんですよ。

めちゃくちゃ大きいんです。こんなに大きいと、大体はりんごも大きい!

そしてこの場所は、玉も大きくて、なんとつる割れが起こらないんですね~。

どんな場所かというと、こんな場所。

100326_144917.jpg

そうそう、アルタ前ってバカ!

この上の写真の指を指してる場所。

ここは2年前にりんごを実らせた場所です。

膨らんでてすぐにわかります。

りんごが実ったのと同じ年に枝も伸びてます。それが今花芽が着いている枝ですね。

ここは良いりんごがなったべな~。でもつる割れが起こったびょん・・・。

100326_144926.jpg

さてさて、上の写真。

その2年前に伸びた枝の先には、また実がなった跡があります。

でも実ったのよりも膨らんでいません。

これは1年前、花が咲いた跡であります。

花が咲いて、りんごになったのでしょう。

しかーし!!ここが普通の農家と、会津宏樹りんご園の違うところ!!

普通の農家はこのままりんごを残して収穫してしまいます。

オラは我慢してこの枝先を実選りで取ってしまいます。

出た我慢!ここ我慢!この我慢はテストに出るぞ~

って先生が言いそうです。


2年前、実がなる+枝が伸びる。

去年、その枝先に花が咲くが実選りでオラに落とされる。そしてまた枝が伸びる。

そして今年・・・↓

100326_144942.jpg

この笑顔である(笑)

この三つの花芽のうち、一つしかならせません。

ですがこの一つはとてつもなく大きい意味を持ったりんごです。

傷が付かないのを後は願うだけだわな~。

ちなみにこの技術は枝切りの師匠も知らない技術です。

教えてあげても聞く耳を持つかどうか・・・。

弟子に教わるのはどんな気持ちなんですかね~・・・

このことをふまえれば、枝の切り方がガラリと変わるはず。。。

頼むから理解してくれと願う。そして一緒に良いりんごを作るべし、と。

ちなみにこの技術は基幹青年で覚えました。

去年も師匠に教えましたが、「わがんねぇな~・・・」と悩んでいましたね。
スポンサーサイト