会津宏樹りんご園のりんごは、なんで大きくて美味しいの??
その秘密は我慢にあります。
どこを我慢するかというと、実選りです。
実選り(みすぐり)とは、その名の通り実を選ぶ作業です。5月から7月まで行います。
りんごは花の数だけ実がなって、全てならせると木は衰弱するし、りんごも大きくなりません。
そして次の年にりんごが実らなくなります。
りんごの木が一年間で行う仕事は、
りんごを大きくすることと、枝を成長させること、次の年に花を咲かせるための養分を蓄えることです。
りんごを大きくすることが優先順位的には先なので、
りんごを実らせる数をわざと減らしてあげて、次の年にも花を咲かせてりんごを実らせます。
実選りとは、次の年にもちゃんとりんごを収穫するための作業なのです。
多く実らせるとりんごの数は多いですが、大きくならず、次の年はりんごの収穫量が減る。
ここまでよろしいですか?
まだ我慢はしていませんよ~。
ここからが我慢です。とりあえず写真をご覧ください。

ここに写ってる芽。花芽なんですが、大きいんですよ。
めちゃくちゃ大きいんです。こんなに大きいと、大体はりんごも大きい!
そしてこの場所は、玉も大きくて、なんとつる割れが起こらないんですね~。
どんな場所かというと、こんな場所。

そうそう、アルタ前ってバカ!
この上の写真の指を指してる場所。
ここは2年前にりんごを実らせた場所です。
膨らんでてすぐにわかります。
りんごが実ったのと同じ年に枝も伸びてます。それが今花芽が着いている枝ですね。
ここは良いりんごがなったべな~。でもつる割れが起こったびょん・・・。

さてさて、上の写真。
その2年前に伸びた枝の先には、また実がなった跡があります。
でも実ったのよりも膨らんでいません。
これは1年前、花が咲いた跡であります。
花が咲いて、りんごになったのでしょう。
しかーし!!ここが普通の農家と、会津宏樹りんご園の違うところ!!
普通の農家はこのままりんごを残して収穫してしまいます。
オラは我慢してこの枝先を実選りで取ってしまいます。
出た我慢!ここ我慢!この我慢はテストに出るぞ~
って先生が言いそうです。
2年前、実がなる+枝が伸びる。
去年、その枝先に花が咲くが実選りでオラに落とされる。そしてまた枝が伸びる。
そして今年・・・↓

この笑顔である(笑)
この三つの花芽のうち、一つしかならせません。
ですがこの一つはとてつもなく大きい意味を持ったりんごです。
傷が付かないのを後は願うだけだわな~。
ちなみにこの技術は枝切りの師匠も知らない技術です。
教えてあげても聞く耳を持つかどうか・・・。
弟子に教わるのはどんな気持ちなんですかね~・・・
このことをふまえれば、枝の切り方がガラリと変わるはず。。。
頼むから理解してくれと願う。そして一緒に良いりんごを作るべし、と。
ちなみにこの技術は基幹青年で覚えました。
去年も師匠に教えましたが、「わがんねぇな~・・・」と悩んでいましたね。
その秘密は我慢にあります。
どこを我慢するかというと、実選りです。
実選り(みすぐり)とは、その名の通り実を選ぶ作業です。5月から7月まで行います。
りんごは花の数だけ実がなって、全てならせると木は衰弱するし、りんごも大きくなりません。
そして次の年にりんごが実らなくなります。
りんごの木が一年間で行う仕事は、
りんごを大きくすることと、枝を成長させること、次の年に花を咲かせるための養分を蓄えることです。
りんごを大きくすることが優先順位的には先なので、
りんごを実らせる数をわざと減らしてあげて、次の年にも花を咲かせてりんごを実らせます。
実選りとは、次の年にもちゃんとりんごを収穫するための作業なのです。
多く実らせるとりんごの数は多いですが、大きくならず、次の年はりんごの収穫量が減る。
ここまでよろしいですか?
まだ我慢はしていませんよ~。
ここからが我慢です。とりあえず写真をご覧ください。

ここに写ってる芽。花芽なんですが、大きいんですよ。
めちゃくちゃ大きいんです。こんなに大きいと、大体はりんごも大きい!
そしてこの場所は、玉も大きくて、なんとつる割れが起こらないんですね~。
どんな場所かというと、こんな場所。

そうそう、アルタ前ってバカ!
この上の写真の指を指してる場所。
ここは2年前にりんごを実らせた場所です。
膨らんでてすぐにわかります。
りんごが実ったのと同じ年に枝も伸びてます。それが今花芽が着いている枝ですね。
ここは良いりんごがなったべな~。でもつる割れが起こったびょん・・・。

さてさて、上の写真。
その2年前に伸びた枝の先には、また実がなった跡があります。
でも実ったのよりも膨らんでいません。
これは1年前、花が咲いた跡であります。
花が咲いて、りんごになったのでしょう。
しかーし!!ここが普通の農家と、会津宏樹りんご園の違うところ!!
普通の農家はこのままりんごを残して収穫してしまいます。
オラは我慢してこの枝先を実選りで取ってしまいます。
出た我慢!ここ我慢!この我慢はテストに出るぞ~
って先生が言いそうです。
2年前、実がなる+枝が伸びる。
去年、その枝先に花が咲くが実選りでオラに落とされる。そしてまた枝が伸びる。
そして今年・・・↓

この笑顔である(笑)
この三つの花芽のうち、一つしかならせません。
ですがこの一つはとてつもなく大きい意味を持ったりんごです。
傷が付かないのを後は願うだけだわな~。
ちなみにこの技術は枝切りの師匠も知らない技術です。
教えてあげても聞く耳を持つかどうか・・・。
弟子に教わるのはどんな気持ちなんですかね~・・・
このことをふまえれば、枝の切り方がガラリと変わるはず。。。
頼むから理解してくれと願う。そして一緒に良いりんごを作るべし、と。
ちなみにこの技術は基幹青年で覚えました。
去年も師匠に教えましたが、「わがんねぇな~・・・」と悩んでいましたね。
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