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会津ひろきりんご園『紅のりんご農家』ブログ

4/7 発芽 こっから日に日にどんどん進む。

剪定も一段落して、今は切った枝を燃やす作業をしております。

最近では発芽してきて、芽がふくらんでますよ~。

でもまだまだ寒いので、霜が降り、花芽が凍ることが予想されます。

が、天災はどうしもないので、そこは諦めるしかありません。


さてさて、今回は接木(つぎき)という作業をしています。

りんごというのは、台木という別な植物に、育てたい品種の枝を接いで苗木を作ります。

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こちらはマルバカイドウという植物です。

台木にも種類がありますが、その台木によって寿命や木の育ち方が変わります。

今回のマルバカイドウは寿命がとっても長いです。

オラより長生きするでしょう。

これから接木する品種は、「花嫁」という品種です。

学名はwealthy

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日本にジョンイングが始めて持ってきたりんごの品種の一つなのですが、

青森県には一本もありません。

そして作っている農家も一人もいません。

木があるのは、国の試験場がある盛岡市です。

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頼んで頼んで、いろんな手続きをして穂木を貰いました。


作業をしましょう。

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使う道具です。

左から。

接木テープ・・・台木と穂木を接いだら、その部分を固定させるテープです。よく伸びます。

穂木・・・育てたい品種の枝です。乾かないように密封して冷蔵庫で保管しました。

小刀・・・削るのに使います。三菱自動車の新入社員がえんぴつ削りするのと同じ刀です。

木工用ボンド・・・穂木をカットするので、乾燥させないため、最後の仕上げにカット部分に塗ります。

剪定ハサミ・・・穂木を切り分けたり、台木を切ったりするのに使います。

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穂木には芽を残してカットします。芽を残さないと、枝は出ません。

そして下の方は両方斜めに削ります。

台木を、根から15センチの部分でカットして、真っ二つにする勢いで、切れ目を入れます。

そこの切れ目に穂木を挿したものがこちらになります。

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最後にテープを巻いて、カットした部分が乾かないように、ボンドを付ければ完成です。

皮と幹の間に形成層があります。

穂木と台木の形成層がちょっとでもくっついていれば、

人間の傷口が治癒するのと同じようにくっつきます。

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後は畑に持って行って植えるだけ。

今年の秋には、苗木屋さんで買うような一年苗木が完成です。


伝説のりんごが完成するまで、後4年!!
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