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会津ひろきりんご園『紅のりんご農家』ブログ

4/7 発芽 こっから日に日にどんどん進む。

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10日目です。今日は曇り時々雨のお天気。こんな日には着色は進みません。

その代わり日焼けしません。

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強力な晴れ間が二日あればズバッとみのもんたバリに色が入るはずでしょう!

あんなに黒くはならないけど。

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雨だったので葉取りしました。

このクラスの木だと、一人で一日に6本出来るか出来ないかってとこですかね。

木の大きさはみんなまちまちなんで、一日に3本も出来ない時もあります。

木が大きすぎてね。

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こんな感じでプラプラぶら下がっているりんごが美味しくて形が良いって思ってたけど、

これ全部つる割れしています!

なんでじゃー!!!!!!

今年は少ないんじゃないの!?

この木の4割くらいはつる割れでした。

なんかショック・・・。

つる割れは技術だ!技術で1割まで無くすことが出来る。

と言うけど、オラこの木に何したっけ~??

ちょっと考えたくなる一本に出会いました。

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これは何のりんご??

木を見るとつがるでした。

今頃落下してきたんだね。

つがるとは思えない色付き。

このりんごなーんだ!

と言って、当たる人は勘だな。まず当てられん。

つがるの適期収穫日からは1ヶ月も過ぎています。

この状態を、「完熟」ではなく、「過熟」と言って、

食べても歯ごたえがなく美味しくないです。

熟すのも、限度があるってことですわな~。

このりんごの使い道があるとしたら、

新品種開発!!

りんごの新品種開発は、二種類あります。

一つは「枝変わり」。開発というか、偶然出来上がるものです。

その枝変わりが起こった枝に実ったりんごだけ、

大きさが違ったり、色付きが良かったり、

熟度が早くなったり。

その枝から新しい苗木を作ると、その特性が生きた品種になります。

色や大きさだけなら、市場に出荷する時はその品種名で良いのですが、

熟度が早くなるともう別な品種になります。

弘前ふじなんかがそれになります。

ふじからの枝変わりから生まれた早生ふじ。

ふじは特別枝変わりが起きやすい品種です。

大体勇者的存在のヒーローと言うのは、

赤くてどこか天才的な一面を持つのが相場だよね。

そしてシンボリックな弱点もあるとこなんかも・・・。つる割れね。

売れる漫画のセオリーですか、コンチクショー。

枝変わり以外は、種から作ること。

りんごの花は他の品種の花と交配することによって、実が出来ます。

その実の種を育てると、枝が伸びてきます。

もうホントにもやしのような弱弱しい枝らしいです。

その枝からはりんごを実らせることは難しいので、

台木という違う植物に接ぎ、力強く成長させます。

そうすると小さい玉ですが、りんごが実ります。

ここで初めて新品種が出来上がりますが、これでもう普通の農家がやると5年ぐらいかかるんですよ。

その新品種になる種の発芽率も物凄く低くて、

農家が挑戦する意味があるのかどうか・・・。

その発芽率の低いことをして、りんごを食べても、

そのりんごが美味しいとも限りません。

過去に何品種も開発した方は破産しています。

その品種を作るために、りんご農家の仕事、

りんごを育てるということを疎かにしたためです。

そうそう、その種を採取するりんごは、さっき話した過熟までいったりんごでしか出来ないみたいです。

完熟では足りないらしいですね。

りんごを育てるのではなく、種を育てるようですね。

この過熟したつがるからちょっとやってみようかしら??

でも破産したくないしなー(笑)

その後の安定した生活も欲しいですけど、農家が安定とか言ってちゃねwww

自然災害が一つおっきく来れば、安定なんて来ません。暗転です。

近い将来は、りんごの以外の作物も頑張って、安定を目指そうと思っています。

津軽の農家は雪のせいにして、一つの作物だけ作って、

冬は出稼ぎって考えている人が今でもいます。

んじゃなくて冬に出来る農作物や、

夏の合間に出来る作物なんかもやらなければいけないと、

オラは思うんだ。

そのうち八百屋でもやるんですか?って言われそうだが、意外とやりそうです(笑)
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