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会津ひろきりんご園『紅のりんご農家』ブログ

4/7 発芽 こっから日に日にどんどん進む。

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岩木山に雪が掛かっていますね。

もう10日もすれば冬ですがな。

いや、もう冬か。

この岩木山は、見る場所によって、見え方が変わる山なんです。

複雑な形だからね。

この板柳は、山がない唯一の北津軽郡。

見晴らしが最高なのだ!

山が近くないから、大パノラマのように見れるんですよ~。

まぁ、板柳に来てもなんもないけどね(笑)

オラがいるくらいです。

名物はりんごだけだしね。

この板柳の良いトコロは、青森まで車で40分、

弘前、五所川原まで20分で行ける利便性が良いトコロだな。

丁度中間にある町なのだ。

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収穫っていろいろ大変なのだ。

この写真を見てください。

ツルの付近に、傷が!

この傷は、他のりんごのツルにぶつかって出来た傷です。

収穫してカゴに入れて、その時にグサッといっちゃったんでしょう。

スーパーのりんごを見ると、お尻に同じような傷があるのもありましたね~。

箱詰めする際に下のりんごのツルが、

上のりんごにグサッと刺さったようなのを見たことあります。

こういう無念なりんごもあるってことだ~・・・。

防ぎようがないですね。

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これは致命的なスリ傷ですね。

枝が擦れると、茶色くなるのですが、

この場合は強く擦れ過ぎて自然に削れたようです。

もちろん味には影響はありません。

この状態だと普通なら売り物にならないレベルなので、うちで食べたり、

休憩に食べるようにします。

たまに美味しそうなのが傷付いてる時があるんで、そんな時はラッキーです。

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オラの苦手な病害ですね。

んー、これは炭そ病です。

間違ってるとメール着そうだ(笑)

1000個に一個ぐらいはあるかな~。

たまにあります。

腐っているので、加工用にはちょっと出来ないですね。

この腐っている部分は段々広がり、いつか全部腐ってしまいます。

冬まで掛かると触れない程柔らかくなり、

ワインのような匂いを放ちます(笑)

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これは・・・謎です。

病気なんでしょうけど、ちょっと特定できません。

いろんな要因が重なってヒビ割れたのかもしれません。

袋を掛けて栽培したからと言って、病気に強いとか、そういうわけではありません。

袋の中で逆に繁殖させてしまう場合もあるので。

まだまだ勉強不足だぜ・・・。

普通の散布量を守っていれば、こういうりんごが出ないのですが、

普通の農家さん達ならびっくりするぐらいの散布量なので、

こういうのも出ます。

奇跡のりんごも、一歩間違うとこうなるのだ。

間違うとね。

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これはビターピット。

病気というより、生理生涯です。

樹が成長したがている証拠みたいなもんです。

つまり駄目な証拠。

そういう樹には、2、3個ありますね。

こういうのが出ないような栽培をしないとならないのですが、

うちには師匠が常時完備されていないので、

失敗もあるわけです。

親も一緒にやってて、親に教えられながら栽培している人はこうならないだろうさ。

だがオラは、

「作業工程をある程度聞いて、それを試して行く」

ってことをしてます。

つまり経験値がないのだ。

手探りで美味しいりんごを造ろうとしています。

当然こうやってビターピットが出て失敗することもありますよ。

数字で表して、データで作業しているわけじゃないし、それは出来ないに等しい。

だから難しいのだ、農業は。

りんごは手探りで飛び込めるような世界じゃないんだなー、と思います。

よそで修行してやるとか、

親から教えてもらって作業して、

後からそのりんご園を継ぐっていうのが一番良いね。

一人前になるまでの時間が相当かかる。

失敗失敗の連続で、くじけそうになります。

でもでも、親とやっている人との違いもありますよね。

それは絶対失敗しないことをして、経験にしているということじゃないかな。

失敗談を話だけ聞くのと、自分で失敗するのは、訳が違うよね。

時間の無駄かもしれないけど、その失敗が恐怖として自分に刻み込まれると、

もう失敗するもんか!って思えるようになると思うんだ。

たまたまオラはこういう道を辿るしかなかっただけだから、

こんな風に、良い様に考えています(笑)

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そうそう、秋になると冷たい雨が降るから、単管でテントを作りました。

一人で。

ここでりんごを選んでいます。

夜は家に持ち帰って選んでいます。

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このプロテクター、収穫の時にとっても重宝しています。

収穫が二倍早くなります。

オラの秘密兵器です。

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フックにカゴを引っ掛けると、両手で収穫できるんです!!!!!

今までは片手にカゴを持ち、片手でりんごを収穫する買い物形式だったのですが、

こうすることによって両手で次々収穫できるのです。

これは全ての農家で使用するべきです。

損はないです。

お年寄りにはちょっとキツイかもしれませんから、

自分の歳を考えて使用してください(笑)

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全部で10通りに分けてあります。

上実【じょうみ】(一番良いりんご)の小玉、中玉、大玉

二番手(二番目に良いやつ)の中玉、大玉、

青実(色が薄い)の中玉、大玉、

つる割れ、傷、加工用

の10通りです。

最初は4通りだったのですが、

家に全て持ち帰って、また選ぶと、

体力がハンパなく消耗するので、この形式にしました。

さすがにしんどいです。

この選び方も、失敗の連続で、誰に聞いても答えはバラバラ・・・。

その人の栽培面積も、あとから選ぶ小屋の広さ、フォークリフトの有無、

選ぶ人の人数などなど、やり方は多彩でした。

その中でオラは自分に合った選び方をしているつもりです。

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失敗は成功の基ってよく言うよね。

まさにそれを実践しているわけです。

人類で初めて農業を始めた方々も同じように失敗の連続だったでしょう。

そして段々自分のスタイルと、作物の特徴を理解したに違いありません。

どうかオラに時間をください。

もっと成長してみせますから。
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