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会津ひろきりんご園『紅のりんご農家』ブログ

4/7 発芽 こっから日に日にどんどん進む。

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お隣さんの畑である。

こちらは化成肥料を春に撒いている畑。

牧草がボーボーだ。

背が高い草がいっぱい。

もうそろそろ刈らないと、

足に絡まって歩けなくなる・・・。

でも除草剤を部分部分に撒いているので、

除草剤が完全に効くまでは刈らないらしい。

じゃないと根まで死なないからね。

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膝くらいの高さの草が多いです。

うちもこの時期にいつも草を刈ってましたなぁ。

お母さんが

「いい加減草刈れ!!歩きにくい!転ぶ!ハシゴを移動させにくい!!」

と不満を言うので、しぶしぶ刈ってました。

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さらにこれもお隣さん。

草を刈った後です。

今頃みんな一回目の草刈りを行っているんですよ。

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これがうちの畑。無肥料3年目です。

今年は変化を知った年だった。

背丈が伸びる草が生えてこなくなった!!!

これはとてつもない変化なのだ。

全然草を刈る気が起きない。

お母さんはぐだめがない。ブーブー言わないってことね。

本当に低いんですよ。

草が本当に変わったなぁ・・・。

良いか悪いかは別ね。

ちなみに雑草が大きくなる時、

伸びる時に栄養を土から吸い上げるんですよ。

つまり、刈る度に養分を吸うってことだ。

肥料を撒いても、雑草が吸って・・・

そして雨などで流れていき・・・

実は1割しりんごの樹は吸えていないらしい。

ソースは農業普及指導室ね。

「無肥料でやる!!」って言ったら、

「余裕ですよ」って言われた。

板柳でやっている勉強会の「りんごを科学する」に行っても、

偉い大学の先生達が

「板柳は土が良いんだから肥料は大丈夫です。あげすぎ。」

って言うほど。

でも、英雄級のりんご農家さんは、

「肥料あげないとりんごは美味しくなくなるよー。

堆肥くらい入れなた方が良いよ。」

って言う。

入れないって言うと、入れろって言う。

入れるっていうと、無駄って言う。

小玉でしょうか?いいえ、大玉です。



土に関してなら、オイラは木村明則さんの話を信用している。

いつも言うけど、無農薬信者でもないし、自然農法信者ではないので。

信者って(笑)

りんごは基本、無肥料でいく。でも味は2~4年は段々落ちる。

なんでか。

今までりんごの樹は、餌を与えられていたため、ご飯の心配はしなくても良かったわけです。

つまり親が立派だけど、その立派なのに付け込み、

コネで就職したような感じです。

これが肥料を貰っている状態。

それが突然餌を与えられなくなると大変ですよね。

親が死んでしまい、コネが利かなくなり、会社もクビになった30代後半。

どうやっって食って行こう・・・。

「そうだ!ハローワークに行って、自分で仕事を見つけよう!!」

そのハローワークにたどり着くまでに、りんごの樹は2~4年は掛かるわけです。

りんごの樹が今度は餌を自分で取りに行くのです。

養分を探すために、自分で根を縦横無尽に張り巡らせるわけだ。

そうなると樹も変わりますが、もちろん土も変わっているので、

雑草の生え方も変わるんでしょうね。

今はその状態。

これからまた背丈が高い草が復活するはずです。

会津宏樹りんご園の生態系が出来ていくでしょう。

その頃には、年が明けるごとにりんごが美味しくなるそうです。

肥料を毎年あげて、美味しいりんごを作りますか?

それとも4年我慢して、

一生、さらに次の世代も肥料がいらないりんごを育てますか?

今の世代だけじゃなく、次の世代のための「経営」が、

これからは大事だと思います。
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