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会津ひろきりんご園『紅のりんご農家』ブログ

4/7 発芽 こっから日に日にどんどん進む。

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意外と大きくなったなぁ、オイラのふじ。

袋が破けてやがるぜ。

九州で大雨やら台風で騒いでた中、

青森では2週間も雨が降らない状態が続きました。

干ばつってやつですなー。

干ばつになると、何がダメになるのかと言うと、

玉伸びが悪くなるです。

つまり大きくならない。

一回成長が止まると、なかなか大きくならなくなるそうだ。

さすがにどんなに優秀な農家も雨だけはコントロール出来ない。

でも、雨が大量に降っても、少なく降っても、

ある程度「技術」でカバーして、毎年同じような結果を残すことが出来るらしい。

そのレベルまでとなるとかなりのお勉強が必要らしい。

枝切りなら枝切りだけ覚えたって良いりんごは採れない。

実すぐりを覚えただけだって、良いりんごは採れない。

どれも中途半端にするわけにはいかない。

勉強&研究は続くよどこまでも。

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ひろさきふじという品種です。

ふじより一ヶ月早く収穫出来る、通称「早生ふじ」。

ふじと同じ味が一ヶ月前から食べられるなんて!!

そんな美味しい話はどこにもありません。

疑うべきです。

早く収穫するりんごは、大体同じ弱点があります。



「長持ちしない」


という弱点です。

ふじはそれなりに長持ちします。

ふじが収穫出来るということは、冬に近いということ。

それなりな気温になっているから日持ちするんですよ。

ひろさきふじも冷蔵庫に入れると、ある程度長持ちします。

一ヶ月ちょっとぐらい。

しかし、一ヶ月後には…??

そう、本家のふじが収穫出来るんですよ。

本家ふじと早生ふじが競合しちゃったら、売る側はどうしますか?

いろいろ考えられますね。

最悪な場合、早生ふじも普通のふじにして販売するかもしれませんし、

早生ふじを売り切るまで、ふじを買わないかもしれない。

もしくは市場で安く買い叩くかもしれません。

そんないらない子の早生ふじですが、

なぜか高い値で売れるんです。

なぜか。

その時期に赤いりんごが少ないからなのか…。

あとはスーパーに並べれば、青森県産のりんごだから売れるからか。

いろいろ理由はありますが、値段が高いからみんな栽培し始めるんだわ。

ああ、負の連鎖。

栽培すると、出荷量が多くなる。

多くなると、ふじと競合する量が多くなる。

需要と供給なんてお構いなし。

それが今の早生ふじ問題なのではないだろうか。

りんごをやり始めた頃のうちの母親もこんな感じで、

早生ふじをゴリ押ししていました。

10月になると喧嘩ですわ。

母は、早生ふじを増やせ!奴は早くにお金が入るから良い!

だがオイラは目先の欲には絶対眩みたくない。

やっぱ遠くにある描いたビジョンを見ないと。

カッコ良いこと言って拒否。

どっちが正しいかなんてわかりません。

数年後に結果が出ます。

果樹は植えてから何が起こるかわかりません。

その品種が消えるかもしれん。

よくよく考えないとね。




茶色くなった側果は、心カビ病と言って、

よく北斗やシナノスイートに出る病気です。

治せないし、防げないので、農薬はありません。

ふじにもたま~に出ます。
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