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会津ひろきりんご園『紅のりんご農家』ブログ

4/7 発芽 こっから日に日にどんどん進む。

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昨日に引き続き、日焼けの写真から。

薄くピンクというか、クリーム色というか。

焼けているのがわかると思います。

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この木はフラン病で半分も木の皮がありません。

木の皮の面積が小さいのに対して、許容範囲以上の枝とりんごが実るために、

水分不足と生長する養分が巡らないのでしょう。

だから衰弱するんだね。

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この木は元むつという品種で、現在はふじ。

接木したのでしょうね。

昔はむつ御殿が建つ程儲かった品種らしいですが、

もはや高度経済成長&バブルの名残です。

岩手のニュージーランド村です。

そんな木もフラン病で…。

ホントこんな木が多いなぁ…。

収量があがらないのは、こういう衰弱した木が原因です。

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それでも剪定とみすぐりを頑張って、健全な大玉を育てています。

実はこういう衰弱した木のりんごは美味しいんだ。

水分が少ないりんご程、糖度は高くなるはずですからね。

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30年くらいの木ですが、このくらいしか皮がない…。

苗木ぐらいの皮幅ではないでしょうか。

これだとりんごも日焼けしちゃいますよね。

りんごも大きくならないし、残念ながら今年でサヨナラさ。

オイラが来た時は、まだむつが実っていました。

酸味もあって、大玉で、うめーりんごだったのに。

フラン病でご臨終したのさ。

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が、しかし!奇跡が!!

むつが八つもなってるじゃないか!!

一昨年、枝が出て、

去年花芽が出来て、

今年、八つもなったのだ!

むつなんだから六つにすれば良かったのに…と思ったあなた。

退場(笑)

木が衰弱すると、自然と子孫を残そうとして、花芽を形成しやすくなります。


人間にも似たような、吊り橋理論ってものがありますよね。

揺れる吊り橋と恋愛感情の理論。

ハリウッド映画でよくみる、脱出前のキスシーンもそれだって書いてました。

シティーハンターに(笑)

熱しやすく、冷めやすい恋の原因だとか。

生き物って不思議ですね~。そして不思議だから面白い。

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ジョナゴールドに発見。

これは虫の被害。

その虫は…グラプトプサルトリア ニグロフスカータ(Graptopsaltria nigrofuscata)

通称、

アブラゼミ。

めんどくさい学名だ(笑)

オイルなんとかにしてくれ。


これはアブラゼミの産卵管がりんごに刺さる外傷だ。

普通なら枝幹などに産卵するんだけど、有袋りんごにもするんだが、

成虫の発生時期が遅れたり、りんごが大きくなりやすい時に起きやすい。

ジョナゴールドは大きくなりやすいから、見事に刺さったんだろうな。

ふじも果汁を吸汁される被害もある。

オイラにとって、アブラゼミは天敵なんだよ~。

りんご農家になって初めての年、有袋北斗の半分異常が被害にあったなぁ。

あれは泣けた。

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しかしすごい産卵の仕方だ。

これはダイナミック産卵だよな。

大玉であればあるほど、被害がある。

だからって農薬でどうにかなるもんでもないし、

夏の風物詩を殺虫するなんて、オイラにはとても出来ないわ。

だからこれも諦めて無視するしかない。

虫だけに。

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腐ってるりんごをくぱぁ☆しました。

種周辺が開いてるんで、心カビ病ですね~。

袋を剥いでいると、匂いがしてわかるんですよ。

あ、近くにヤツがいる…。的な。

こういうのを見つけたら、

これから敷く反射材の下にならないよう、

枝を燃やすところにでも置いておきます。

そのうち焼かれて灰になるだろう。

そのうち…来年くらいかな(笑)

一箇所に穴掘って、そこに毎年廃棄するのがベストなんですけどね。

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