おととい24日に、
板柳のりんご栽培の達人が亡くなりました。
めちゃくちゃ近所で、同級生のおじいちゃん。
そして就農当時からうちの畑を見にきてくれてた方だった。
枝切りのスタイルは強剪定。
強く枝を切り落とすのだ。
普通だと切り過ぎと思ってしまう。
しかし、スコアリングという技術を使い、
木を弱らせて、花芽を充実させる。
ある程度年月が過ぎると、すごく明かりが入るような木になります。
その後はあまり剪定をしなくても良くなります。
最初の頃だけ強剪定。
極めて異例な剪定なのです。
しかし、実るりんごは超大玉で、
市場ではいつも最高値を狙っていました。
しかし、まるで盆栽。
人工的にりんごを抑え付けるような気がしました。
今の栽培の全てがそう言えばそうなんですけど・・・
この強剪定、スコアリングは更に抑え付けるような感じがします。
だから嫌だ!これは間違っている!
と言うのではありません。
ただ、オラには理解出来ることが出来ませんでした。
りんご栽培に間違いも嫌いもない。
ただ、「あなたはそうするんだ、オラはこうするけどな(^_^)」
ということしか言えません。
それは違う!
お前は何をやっているんだ!
そういうことを言う人がいるから、
きっとアインシュタインみたいなヤツが消えていくんだろうなぁ。
りんご栽培に限らず、自由な発想は常識がある人からすれば、異端そのもの。
自由な発想から生まれる技術もあるはず。
可能性だけど。
考えが合わないと思えば自ら身を引くのみ。
来るものは拒まず、去る者は追わずって良く言ったもんだ。
この達人の剪定は、親から受け継いだ技術を守破離したもの。
その親の名前は佐藤峰四郎。
本を読むと、この佐藤峰四郎さんの名前が良く出ている。
今のオラにはとても良いアドバイスが書いてあった。
やはり板柳の剪定は板柳の人に聞いた方が良いみたいだ。
しかし、とっくの昔にいない佐藤峰四郎。
その息子の達人は、その型を進化させて今がある。
見れない。
見えない。
そこまで辿り着いた過程が見えない。
佐藤峰四郎、そして達人、りんご栽培で何を考えたのか。
だから今年も、謎の技術を見にその園地に足を運びます。
その達人、奥さんを数ヶ月前に亡くしました。
奥さんは難病により、ずっと近所の病院に入院していたんです。
夕方になると毎日歩いて病院まで行ってたのをみました。
その他にその達人は畑の帰り、近所のお寺に行ってたんです。
近所のお寺、通称赤寺。
薬師如来っていう医学とか薬の仏様がいるんです。
そこに毎日行ってたなぁ。
一回一緒に行ったけど、
こんなことを話していた。
どうにもこうにも奥さんの病気は治らない。
治らないなら、少しでも苦しまないようにして欲しい。
それを毎日お願いしている。
んだそうだ。
長年連れ添った妻が、不治の病になったらと考えると、
なんだか想像するだけで悲しくなる。
奥さんが亡くなってからすぐに達人も身体が悪くなった。
オイラがもしも同じ立場なら?
心技体。
心と技と体。
達人は素晴らしい人間だった。
板柳のりんご栽培の達人が亡くなりました。
めちゃくちゃ近所で、同級生のおじいちゃん。
そして就農当時からうちの畑を見にきてくれてた方だった。
枝切りのスタイルは強剪定。
強く枝を切り落とすのだ。
普通だと切り過ぎと思ってしまう。
しかし、スコアリングという技術を使い、
木を弱らせて、花芽を充実させる。
ある程度年月が過ぎると、すごく明かりが入るような木になります。
その後はあまり剪定をしなくても良くなります。
最初の頃だけ強剪定。
極めて異例な剪定なのです。
しかし、実るりんごは超大玉で、
市場ではいつも最高値を狙っていました。
しかし、まるで盆栽。
人工的にりんごを抑え付けるような気がしました。
今の栽培の全てがそう言えばそうなんですけど・・・
この強剪定、スコアリングは更に抑え付けるような感じがします。
だから嫌だ!これは間違っている!
と言うのではありません。
ただ、オラには理解出来ることが出来ませんでした。
りんご栽培に間違いも嫌いもない。
ただ、「あなたはそうするんだ、オラはこうするけどな(^_^)」
ということしか言えません。
それは違う!
お前は何をやっているんだ!
そういうことを言う人がいるから、
きっとアインシュタインみたいなヤツが消えていくんだろうなぁ。
りんご栽培に限らず、自由な発想は常識がある人からすれば、異端そのもの。
自由な発想から生まれる技術もあるはず。
可能性だけど。
考えが合わないと思えば自ら身を引くのみ。
来るものは拒まず、去る者は追わずって良く言ったもんだ。
この達人の剪定は、親から受け継いだ技術を守破離したもの。
その親の名前は佐藤峰四郎。
本を読むと、この佐藤峰四郎さんの名前が良く出ている。
今のオラにはとても良いアドバイスが書いてあった。
やはり板柳の剪定は板柳の人に聞いた方が良いみたいだ。
しかし、とっくの昔にいない佐藤峰四郎。
その息子の達人は、その型を進化させて今がある。
見れない。
見えない。
そこまで辿り着いた過程が見えない。
佐藤峰四郎、そして達人、りんご栽培で何を考えたのか。
だから今年も、謎の技術を見にその園地に足を運びます。
その達人、奥さんを数ヶ月前に亡くしました。
奥さんは難病により、ずっと近所の病院に入院していたんです。
夕方になると毎日歩いて病院まで行ってたのをみました。
その他にその達人は畑の帰り、近所のお寺に行ってたんです。
近所のお寺、通称赤寺。
薬師如来っていう医学とか薬の仏様がいるんです。
そこに毎日行ってたなぁ。
一回一緒に行ったけど、
こんなことを話していた。
どうにもこうにも奥さんの病気は治らない。
治らないなら、少しでも苦しまないようにして欲しい。
それを毎日お願いしている。
んだそうだ。
長年連れ添った妻が、不治の病になったらと考えると、
なんだか想像するだけで悲しくなる。
奥さんが亡くなってからすぐに達人も身体が悪くなった。
オイラがもしも同じ立場なら?
心技体。
心と技と体。
達人は素晴らしい人間だった。
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