大紅栄。
中国で高値で販売された品種であります。
弘果という弘前にある市場との契約栽培の品種です。
品種作りの名人、工藤清一さんが作った品種。
就農当時、やる気に満ちたオラの興味を誘った品種であり、
JGAPとともに力を入れようと思っていたのを思い出します。

まぁ、この品種がどれだけ扱いにくいことか。
2年生の苗木の時、就農3年目。
剪定で枝を落としすぎました。
これが運の尽き。
もしかしたら運が良かったのかも。
この切りすぎたことで、枝切りってこうなのかな?
っていうのにたどり着けたから。
なんでなんだべ?
って疑問に思って、
よくよく見るようになった。
こうなんだべが?
という閃きと、
こうなんだべなぁ
という納得。
この木の下枝は、切りすぎて、先端をカットしたせいもあり、
角度が鋭角の枝が多く出ました。
このことで思ったこと。
切りすぎない、
先っちょもカットしなくて良い、
放置した方が枝が出やすい
あとはシナノゴールドと同じく、
年次に強い枝を生やさない
二次伸長は切り落とす
そして去年取った対策は、
角度が鋭角の枝を切ってしまうと、結局は枝が暴れる。
樹勢が強くなる。
切り落としても反動が少なくなるまでは、
枝に重りをぶら下げて誘引するということでした。
他の人は違う方法で反動を減らすかもしれません。
去年は誘引というのを施しました。
結果。

雪害でほとんどもっていかれました( ̄▽ ̄)
あの世に。
角度が鋭角に出た枝は、
こういう雪害にとても弱いみたいです。
これは結構聞く話で、
2年生苗木の時に鋭角の枝をみんな外しちゃったんですよ。
そうしたら取りすぎたみたいで、
樹勢が強くなって、
結局は切らないといけない枝を、
また出すような剪定をしてしまったのです。

そして今年、その失敗のせいでこれだけの量の枝が欠けてしまいました。
親達にも申し訳ないし、
りんごにも申し訳ない。
失敗して悔しいから、絶対覚えるよ。

ホイ!
また6尺のハシゴと比べてみます。
梯子の天板で届かないようならアウトです。
オラが7尺の梯子を持って来ても、
後の作業が届かないなぁ。

剪定に入ります。
まずは下枝が多くなくなったので、
あまり切らないことに専念したいとおもいます。
赤い矢印。
これは立ち枝です。
背中に付いている枝は、
基本だと、立ち枝は枝の伸びが良くて、
先端の伸びが止まってしまうので外しましょうというのがあります。
オラも最近まではそう思っていました。
しかし、どうやら先端の枝の勢いを逆に止める効果もあるというのが分かりました。
というか、先端どころか、
この赤い矢印の一本の枝、
主枝候補枝の勢いを飲ませることが出来るんですね。
でもでも、立ち枝があるおかげで、
ピンクの丸が着いた部分の枝の邪魔になります。
本命はそのピンクなのだ。
なので邪魔にならないように数本残しても切除。
切除したものも5センチ程残して、
先端の生長を阻害しない程度にしました。
オラの中ではですけど。
これを牽制枝といいます。
コントロールする枝だとオラは思っています。

出た、年次。
やはり年次のところにある枝は元の方よりも長いですね。
年次には生長させる何かがあるのでしょうか。
ちなみにりんごも年次の近くに実らせるとデカイです。
やっぱ養分が溜まりやすいんだべなぁ。
養分を引っ張る力があるのかな。
養分がそこに集中しちゃうのかもな。
なるべく真ん中当たりに実らせていく枝が欲しいぜ。

二つに別れている枝先。
大紅栄はこの二股が多い気がする。
片方の弱い方が花芽の場合が多いので、
両方残してみたりしている枝もある。
大体背中の枝だけど。
それ以外はどちらか一本にしています。
この一本を選ぶにも選択肢があるんですが、また今度。

ほとんどその枝先を一本にするのと、
いらない花芽を落とす作業で終わりました。
花が咲いて欲しくない場所ってあるんですよ(^_^)
ピンクのところから主枝候補枝を選ぶ予定ですが、選べるかなぁ。
もっと上になるかも( ̄▽ ̄)

これが主枝候補枝。
牽制枝を置いて、コントロール。
コントロール出来るのかな。
そして美味しいりんごを取り続けていけるのか。
この剪定が100点じゃないとな。
さらに実すぐりも100点。
そして土も100点の300点満点を目指すぜい。

鋭角な枝というのはこういう枝だ!
太くなりやすくて雪害に弱い。
これは誘引しないで切り戻ししたんだなぁ。
切って、青い線で書いたところに枝が出ないかなーと思っていたんだ。
鋭角の枝があると、
この枝のところからは枝が出にくいので、
ハゲやすいんだとおもいます。
ここに太く立派な枝があれば、
代わりの枝は出さなくてもイイって思っちゃいますよね。
だから逆転!
切って枝を出させる作戦にしました。

これも鋭角。
でもあまり切らなかったおかげで、
上の部分は鋭角ではありません。
ちょっと高いけれど、
この辺の枝に期待です。
鋭角の方は切り戻し。
途中まで切り落としてしまいました。
わざと残したのは、
樹勢のコントロールです。

ねずみの被害が酷いと死んでしまいます。


バイパス手術を施しました。
この接木した枝を使って、木は養分を吸い上げるでしょう。
無くなってしまった皮は戻りません。
生かすためにはこのバイパス!
バイパスの接木手術は難しいなぁ。
中国で高値で販売された品種であります。
弘果という弘前にある市場との契約栽培の品種です。
品種作りの名人、工藤清一さんが作った品種。
就農当時、やる気に満ちたオラの興味を誘った品種であり、
JGAPとともに力を入れようと思っていたのを思い出します。

まぁ、この品種がどれだけ扱いにくいことか。
2年生の苗木の時、就農3年目。
剪定で枝を落としすぎました。
これが運の尽き。
もしかしたら運が良かったのかも。
この切りすぎたことで、枝切りってこうなのかな?
っていうのにたどり着けたから。
なんでなんだべ?
って疑問に思って、
よくよく見るようになった。
こうなんだべが?
という閃きと、
こうなんだべなぁ
という納得。
この木の下枝は、切りすぎて、先端をカットしたせいもあり、
角度が鋭角の枝が多く出ました。
このことで思ったこと。
切りすぎない、
先っちょもカットしなくて良い、
放置した方が枝が出やすい
あとはシナノゴールドと同じく、
年次に強い枝を生やさない
二次伸長は切り落とす
そして去年取った対策は、
角度が鋭角の枝を切ってしまうと、結局は枝が暴れる。
樹勢が強くなる。
切り落としても反動が少なくなるまでは、
枝に重りをぶら下げて誘引するということでした。
他の人は違う方法で反動を減らすかもしれません。
去年は誘引というのを施しました。
結果。

雪害でほとんどもっていかれました( ̄▽ ̄)
あの世に。
角度が鋭角に出た枝は、
こういう雪害にとても弱いみたいです。
これは結構聞く話で、
2年生苗木の時に鋭角の枝をみんな外しちゃったんですよ。
そうしたら取りすぎたみたいで、
樹勢が強くなって、
結局は切らないといけない枝を、
また出すような剪定をしてしまったのです。

そして今年、その失敗のせいでこれだけの量の枝が欠けてしまいました。
親達にも申し訳ないし、
りんごにも申し訳ない。
失敗して悔しいから、絶対覚えるよ。

ホイ!
また6尺のハシゴと比べてみます。
梯子の天板で届かないようならアウトです。
オラが7尺の梯子を持って来ても、
後の作業が届かないなぁ。

剪定に入ります。
まずは下枝が多くなくなったので、
あまり切らないことに専念したいとおもいます。
赤い矢印。
これは立ち枝です。
背中に付いている枝は、
基本だと、立ち枝は枝の伸びが良くて、
先端の伸びが止まってしまうので外しましょうというのがあります。
オラも最近まではそう思っていました。
しかし、どうやら先端の枝の勢いを逆に止める効果もあるというのが分かりました。
というか、先端どころか、
この赤い矢印の一本の枝、
主枝候補枝の勢いを飲ませることが出来るんですね。
でもでも、立ち枝があるおかげで、
ピンクの丸が着いた部分の枝の邪魔になります。
本命はそのピンクなのだ。
なので邪魔にならないように数本残しても切除。
切除したものも5センチ程残して、
先端の生長を阻害しない程度にしました。
オラの中ではですけど。
これを牽制枝といいます。
コントロールする枝だとオラは思っています。

出た、年次。
やはり年次のところにある枝は元の方よりも長いですね。
年次には生長させる何かがあるのでしょうか。
ちなみにりんごも年次の近くに実らせるとデカイです。
やっぱ養分が溜まりやすいんだべなぁ。
養分を引っ張る力があるのかな。
養分がそこに集中しちゃうのかもな。
なるべく真ん中当たりに実らせていく枝が欲しいぜ。

二つに別れている枝先。
大紅栄はこの二股が多い気がする。
片方の弱い方が花芽の場合が多いので、
両方残してみたりしている枝もある。
大体背中の枝だけど。
それ以外はどちらか一本にしています。
この一本を選ぶにも選択肢があるんですが、また今度。

ほとんどその枝先を一本にするのと、
いらない花芽を落とす作業で終わりました。
花が咲いて欲しくない場所ってあるんですよ(^_^)
ピンクのところから主枝候補枝を選ぶ予定ですが、選べるかなぁ。
もっと上になるかも( ̄▽ ̄)

これが主枝候補枝。
牽制枝を置いて、コントロール。
コントロール出来るのかな。
そして美味しいりんごを取り続けていけるのか。
この剪定が100点じゃないとな。
さらに実すぐりも100点。
そして土も100点の300点満点を目指すぜい。

鋭角な枝というのはこういう枝だ!
太くなりやすくて雪害に弱い。
これは誘引しないで切り戻ししたんだなぁ。
切って、青い線で書いたところに枝が出ないかなーと思っていたんだ。
鋭角の枝があると、
この枝のところからは枝が出にくいので、
ハゲやすいんだとおもいます。
ここに太く立派な枝があれば、
代わりの枝は出さなくてもイイって思っちゃいますよね。
だから逆転!
切って枝を出させる作戦にしました。

これも鋭角。
でもあまり切らなかったおかげで、
上の部分は鋭角ではありません。
ちょっと高いけれど、
この辺の枝に期待です。
鋭角の方は切り戻し。
途中まで切り落としてしまいました。
わざと残したのは、
樹勢のコントロールです。

ねずみの被害が酷いと死んでしまいます。


バイパス手術を施しました。
この接木した枝を使って、木は養分を吸い上げるでしょう。
無くなってしまった皮は戻りません。
生かすためにはこのバイパス!
バイパスの接木手術は難しいなぁ。
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