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会津ひろきりんご園『紅のりんご農家』ブログ

4/7 発芽 こっから日に日にどんどん進む。



前も話していたしのべ。

本名ギシギシという草。

恐ろしく生長スピードと繁殖力が高いのは前の通りです。

実すぐりしながら母親はハサミで切ってます。

そんなことしなくて良いから、

早く実をすぐってくれ!

とお願いしても、

気になるようです。

もはや習慣になって、常識になっている。

なんで草を刈るかは大学の教授でもわかんないんだってよ!

って母親は教えてくれるけど、

だったらそれを実践してくれとも思う。

でも、一般常識ではこの草は悪。

広がった園地は粗末な園地だ。

粗末な園主の噂は悪い噂しかたちません。



両親共にしのべをハサミで切らないと気が済まないなら、

オラは刈払い機で先回りして刈るのみ。

先手必勝。

いくらかでも作業効率が上がるなら、

刈り払い機だって振り回すさ。


丈が長い草はもうそんなに出て来ないから、

面倒な作業は、地道な作業で克服します。



その時目に入った一本のかんつけだジョナの木。

かんつけだっていうのは、

弱ってしまったっていう意味でよく使います。

そのかんつけだジョナの下に、

枯れ込んでいたしのべが・・・

オラがいつも見ているりんご農家のブログに書いてあったのは、

土を柔らかくするのは草なんだ!

っていうものだった。

種を作って枯れた草は、引っこ抜くことが出来るそうだ。

目指す山の土なんだ。



んなことあるもんかって刈払いをやりながら思った。

スコップで掘っても途中で根が切れるのに。


でもよく考えると、


自然農法の木村秋則さんの畑に行った時、

確かに山の匂いがしたんだよな。

独特の山の匂い。

あれが土の匂いだとしたら、

合点がいく。

そしてこの草刈りだって、自然にはない行為。

農薬散布だって、実すぐりだって。



刈払いを油がなくなるまでやって、

しのべのところへ。



除草剤を散布したかのように種の部分は茶色くなって、

葉っぱは黄緑色に。



原因はなんだろうな。

葉っぱが食われてる。

これは虫だな。

こういうところから生態系が作られたりするんだよなぁ・・・

害虫を食べる虫や鳥が増えたりもするかも。


と考えながら試しに抜いてみることに。



数本束になってたしのべが、

抜けた(°_°)

あぁ!?

と思ってもっと抜いてみた。



抜ける!!

でもたまに抜けなくてブチっと途中で切れるのもあった。

絶対根は残るんだもんな。

そして気がついた。

抜ける草の根元の土を触ったら、信じられないくらいの柔らかさでした。

抜けない土は指が入っていかない硬さ。

まるっきり違うのが分かりました。





長いものでは50cmあるものも・・・

今まで掘ったり、除草剤を掛けたり、

草刈りしたり。

もしかしたらオラ達よりも、

りんごのことを考えてるのって、

この草の方なんじゃないかな?

本当に美味しいものを!って思ってるのって、

多分自然の方なんだな。

草からしたら、

人間から地球を守るために毎日が戦争なんだろう(笑)

草刈り機も入らず、

人の足さえも踏み荒らさない、

スプレヤーも通らない。

そんなりんごの根元の土は本当に柔らかく、

感動して泣いた。

まさに山の土。

こんなのが全体に広げられたらなー。



でもどうすりゃー良いんだろうな。

スプレヤーで農薬散布しないと、

手散布か・・・

栽培面積の限界が見えそうだなぁ・・・

それだけ効率が良いんです、スプレヤーって。

草刈りは作業前にしのべだけを刈ればなんとかいけそう。

常用の草刈りも回数を減らせそうだ。

ネズミは穴にガムを入れて便秘で殺鼠だな。


行動に起こそうとなると木村秋則に近いなぁ。

でも近隣のりんご畑から離れた場所があるなら、

この実験は面白そうだ。

なんつっても人の目だけ気になるからなぁ。

無除草と手散布で、

土を最高の柔らかさにする!


そんなことが出来る土地ないかなぁ。

無除草の畑の土の柔らかさを証明出来れば、

常識が覆らないかな?
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