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会津ひろきりんご園『紅のりんご農家』ブログ

4/7 発芽 こっから日に日にどんどん進む。



りんご王者決定戦が9日に行われました。

結果は準優勝。

自分の中では最高の10個ですね。


りんごの木で選んだ農家さんもいましたが、

オラは自然に選びたくて、収穫は遅い方から出荷していたので、

その出荷途中の50箱くらいから選びました。

多分美味いだろうと思って。

なので、お客さんの中には同じようなりんごがたくさんあったと思います。

とにかくイボリがすごいあがっているもの。

10キロに36個しか入らない、

36玉という規格。

何千個のうちの10個です。

何個入れ替えたかわかりません(^_^)

数日前から決まっていて、あとは香りを良くしようと思い、

倉庫ではなく、部屋の寒いところに置いておきました。

オラは好きなんですが、倉庫は独特の香りがするんですよね・・・

決戦の日、会場に行くまでは、

ご先祖様に見てもらいたくて、

仏壇の前に持っていこうと思いました。

そうすると一個だけツルが細いことに気がついたんですよね・・・

それだけイボリが弱い気がしました。



それを抜いて、出荷のためにもまた選び直しました。

でも出ない。

全く出ない。

諦めて戻して、仏壇に持って行きました。

写真の顔はにっこり笑っていた気がします。



大会。

動画編集は3時が過ぎてから終わり、

ギリギリで間に合った感じです。

見ていて、頭で作り上げたものが、

実際出来上がっていくと、

めちゃくちゃ嬉しい(^_^)

作っているのは自分なんですが(笑)

会津家の男は代々「作」の名前がついていました。

じっちゃんは良作。

ひいじーちゃんは貞作。

その上は銀作。

作るというのが宿命なのかと今になれば思います。

小さい頃から工作が好きで、なんでも自分で作っていたオラは、

工業高校に進み、今はりんごを栽培しています。

作る。

良い文字だ。

オラも付けて欲しかったー。

楽しむものだったので、動画はとても面白い動画になりました(^_^)

作っててすごく楽しいんだ。

一回戦は第一試合で、

どんなりんごで来るのか、

本当に自分のは美味しいのか、

農家に食べられる不安、

審査される不安。

緊張はすごかったです!

オラのりんごくらいは、みんな出してこれますから、本当に緊張です。

ただ、この6年間、美味しいりんごだけをたくさん食べ続け、

なんとなくこのりんごはパインの味がするなーとか、

わかるようになっていました。


一回戦、二回戦、緊張もありましたが勝ち進み、

準決勝。

ここまで来ると欲が出る。

勝ってみたいと。

三回戦もなんとか勝ち、決勝戦。

なんのスポーツをやっても運動音痴で、

物覚えが悪く、

好きな水泳でもいつも負ける。

決勝なんて上がったことない。

それが、もしかしたら、優勝出来るかも!



しかし、残念ながら、7対0の完敗負け・・・。

そんなに差が出たかと思いました。

でも、優勝者は誰もが認める味だった。

みんなに聞いても、ダントツだったらしい。

オラも食ったけど、うまかった。

みんな美味いんだけど、

オラの好きな味だった。

好みってあるんですが、

あのりんごは別格だった。

それが7対0なんです。

優勝者は大阪帰りのその足でりんご畑に行って、収穫。

もぎたてを持ってきたらしく、

絶対に負けない闘志が全く違っていました。

完敗するわけです。



大会が終わってから、審査員と、知り合いの農家さんに聞いたところ、

最後のりんごだけは会津君のりんごじゃなかったと言われました。

それまでの味とは違うと。

あー。

あれか。

そう、あのツルが細いりんごが決勝に行ったらしいのです。

みんな順番を決めて出していたようですが、それもしませんでした。

ランダムでも、どれを食べても美味しいと思われたかったから。

でも、10個とも美味しいのは、出来ませんでした。

詰めが甘いとはこのことだったか。

でも悔しくないのが不思議。

とてつもなくあの場では感動していました。

今までにない試みで、みんなのりんごを恨みもなにもなく、

自由に試食しあえる環境があることに感動しました。

一人じゃ出来ない。

仲間って最高なんだ。

こうやってみんなのりんごを食べることが出来て幸せです。



懇親会でも農家はリンゴを試食し合い、

りんごバカさを炸裂。

一人は自分のりんごと優勝者を食べさせ歩き、アンケートを取り、

男女で味の差を地道に調べ上げ、

ある者は仲間の嫁さんにみんなの分を食べさせて、

アンケートを取ったり(^_^)

笑い合いながら、みんながみんなのりんごを食って、

感想を聞いている姿を見て、何度も泣きそうになった。

仲間に恵まれたオラは本当に幸せだと。

このブログを書きながら、思い出し余韻に浸ってます。

また来年もやるそうです!

いや、やりますよ!毎年みんなのりんご食いたいから!

それでみんなにまた評価してもらって、

その評価で切磋琢磨し合い。

青森りんごの評価をもっとあげよう。

本当に美味いりんご、届けます!


オラの勝手な思い込みですが、

今回の勝者はほとんど、香気成分がパインの波長だったのが勝っていたと思いました。

この香気成分の話はこの大会の時の審査員の方に聞きました。

りんごには、この味ってりんごに似ているね!

って言われるような味がないんだそうです。

確かに。

何にでも染まりやすい味なんだ。

パインやバナナの味っていうのも、

この香気成分の波長が違うからなんだそうだ。

りんごがパインの味に似ていると、

香気成分がパインの波長になっているということなんだそうです。

バナナっぽい味っていうのは、バナナと波長が似ているから。

今回のオラのりんごは完全にパインの味です。

この香気成分、エステルというのが強いらしい。

蜜の部分って味がないと言われているけど、

香気成分がパインに近くなるのかも・・・。

まだまだ勉強が必要だ。

オラはこの香気成分が、

勝敗の分け目になったのかなーと勝手に思いました。

香気成分、オラはパインの波長を目指します(*^_^*)

次はもっと目を光らせて選ぶ!

勝ち負けもありますが、

みんなを美味いって唸らせたい!

またこっそり嬉し泣きしたい(笑)

この感動はきっと本気で取り組んだからだよなー!

オラは準優勝しました!なんて、販売会では使わないつもりです。

そんなことをしなくても、

美味しいと売れる!

それも見せ方の一つの手だが、

そんな大会じゃないもんなー(^_^)
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