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会津ひろきりんご園『紅のりんご農家』ブログ

4/7 発芽 こっから日に日にどんどん進む。



水害りんご、出荷分は洗い終わりましたが、

結構腐ってきています。

泥が付いたことによって、土壌菌がついて、腐らせている。

しかも中も腐らせる。

そんなことがあってもおかしくはない。

だってあんな川が溢れて、全て浸かってしまうのだから。



典型的な土壌菌の被害果。

たった300箱だけだけど、

洗うのは普通に出荷するためにいらない作業だ。

木も良い、土も良い、

必然的にりんごも良い。

ただ水害は人間では勝てない。

知恵では勝てぬ。

逃げるのも策かと。

その度国や県を困らせるのかと思うと・・・


あおもりマルシェ中、お客さんに一括された。

「水害があって、国や県に助けてくださいとは何事だ!好きでそこで農業やっているんだろ!」

言ってやりましたよ・・・

「そーです!その通り!」

助けてくれるならのっかります。

しかし、スズメの涙ほどの補助なのは重々理解します。

だからオラは助けてくれとは言わないぞ。

何回もラジオに出ても、

助けてください!水害のりんご買って!

とは言ってないのだ。

昨日教えてもらった、経営に必要なのは、

危機管理の高さ。

助けて!なんて言う経営者がいますか?

水害が来る前に農地を借り、

リスク分散を心がけて、

農薬も肥料も払えたぞ。

そして水害の園地と同じ面積の園地をさらに来年は取得。

水害で悔しいなら園地を捨てるしかない。

悔しいから、洗う時間が無駄だから。



川原の畑よ、今まで本当にありがとうございます。

我が家からは一番近い畑。

そして歴史もある園地。

トウモロコシの葉っぱにコウモリがぶら下がってたのは5歳の時。

一人で二輪の自転車で行ったのは9歳の時。

袋剥ぎ、バヤ燃やし、収穫、手伝った学生時代。

19歳の時は水害で半分が水害りんごになったな。

ペンキ屋が休みの時はゴミ取ったなー。

就農して、剪定を教わり始めた22歳。

岩木山が綺麗で、じっちゃんと一緒に写真を撮ったのは24歳の時。

初めて一人で剪定した畑もここだ。

モンパ病、フラン病、樹間が狭く、病気だらけで、

さらには苗木を植えることも許されない国の土地。

いろいろなことを学べました。

川原で作れたのは本当に良い勉強材料だったな。

生産する土地として、河原はあまりにもリスクがありすぎる。


りんご作りはもの作り。

作る、造る、創る。

「創る」方になりたいです。
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