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会津ひろきりんご園『紅のりんご農家』ブログ

4/7 発芽 こっから日に日にどんどん進む。



今日は鎌倉へ。

一件、干しりんご関係の営業。

干しりんごも作って食って分かることがあります。

加工も旬があるということ。

11月に作ったものと、

4月に作ったものは同じではない。

りんごジュースも、干しりんごも。

11月に作れば酸味が残り、

4月に作れば酸味が無くなり、ただ甘い。

りんごジュース。

作り始めた時はワインと同じだと思ったけど、

ワインよりも浸透してはいないし、

ソムリエもいないし、

それが美味いと評価する文化もないから、

価値もない。



コックスオレンジ・ピピンを使用したりんごジュースが、

関東のコンビニ、楽天市場、伊勢丹にも売っていました。

外国産では珍しい、ストレート果汁。

ストレート果汁とは、水で薄めたりはしない果汁のこと。

スーパーの紙パックは、濃縮還元。

水で薄めた粉ジュースみたいなもんだ。

同じ果汁100%でも、濃縮還元とストレートは全く違う。

違うけど、値段も全く違う。

ストレート果汁はめっちゃ高い。

何せりんごそのまんまなのだから。

この果実を作っているアラン・ミリアさんは、

他の果物も作っているようです。

そしてその果汁が40%とかのジュースもあった。

アランさんの果汁を輸入し、

日本の青森県産りんごジュースよりも高い価格で販売。

日本のは世界一、青森は日本の中でもトップクラス!

とか言っている間に、

外国産のりんごジュースが入ってきて、

うちらの売れる場所を奪いにきている。


この原因はなんなんだろう?

県産りんごの原料が高いからかな??


青森県でも、紅玉を加工原料専門で買い付けるジュース屋さんと、

それを栽培する農家さんがいます。

初めから普通のサンふじより、経費を掛けないで栽培しています。

私たちの加工等級は、

綺麗な出荷出来るものを抜いたのが加工等です。

加工用りんごを作る農家さんを批判する農家さんもいますし、

技術なんて二の次だよーっていう農家さんもいます。

両者ともビジネスとして、オラはアリだと思います。

批判するつもりもないし、する立場にもないです。

むしろその目標や目的に向かって真っ直ぐ進む姿を見て、尊敬さえします。

他人のことに、自分がごちゃごちゃ言う必要はないだろー

という精神であります。

「我がない」「芯がない」と言われてはそれまでですが、

譲れないところもあるんです、これが。

そこに踏み込んできたら、絶対に引かない。


外国産のりんごジュースがあるのは、

加工用原料が高いのか、安定供給出来ないからか、

日本での需要は?

マーケットは?

なんだかそう考えていると、

この干しりんごの立ち位置はどこだろうと思ってしまいます。

営業した店舗はお客さんで超々ごった返し。

年間通して置いてもらいたいと思っていたけど、

なんか違うかも。

アラン・ミリアさん、あなたは多分経営者で、技術者ではないだろうけど、

スゴイ儲けているのかな。

日本のストレート果汁界へようこそ。

逆にフランスではジャパンのりんごって興味ないのかな?

クールジャパンではないんだろうか?

干しりんごは注文頂いた分と、

今回催事で使った分を計算して、

来年の計画書なんかを作らないと。

そして来年は絶対に今年の倍の売り上げを叩き出してみせる。

それはもっと多くのお客さんに知ってもらうということ。

より多くのお客さんに、

旬のりんごが美味しいってことに気がついて欲しい。

あとは外国産が頑張ってくれい。

その席は譲っても仕方ないわな。

お客さんが、

「ふじは嫌い、王林は好き。だけどこのふじは美味いわ」

と言われた。

もうオラの生きる道はこれしかないのかも。

旬のものを旬に届けて、

お客さんにとって唯一無二のりんご農家になる。

さらに規模を拡大や、販路拡大により、

使い分けて、時代の波に乗るしかない。

かな?



鎌倉ではこんな体験も。

「歐林洞 鎌倉本店」

外にはロールスロイスや高級車が並んでいるような喫茶店。

田舎者、一流を体感してきました。

葉山牛とかの方が良かったんだけど、

ランチに5000円を使う程、

オラの金銭感覚は狂っていませんでした(笑)

歐林洞では紅茶とお菓子を頂き、

その味も空間も味わうことが出来ました。

看板には最高の!一流の!

という言葉が書いてあって、

店の外観は美術館のような・・・

後から知りましたが、

美術館を改装したそうです。

一流ってスゴイんだな。

紅茶が美味かった。

お持ち帰りが出来ないサバランってケーキも美味かった。

美味かった。

それしかない。

なんか特別なことがあったわけじゃないんですけど、

あるモノ全てが最高クラスなんだな。

一流のりんご農家は、

最高の肥料を使い、

最高の技術と土地で、

最高の値段を付けるのと同じことか。

一流、いろいろ感じ取りましたが、

言葉に出来ない・・・。

それはまだオラが一流には早いからだろうなー。
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