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会津ひろきりんご園『紅のりんご農家』ブログ

4/7 発芽 こっから日に日にどんどん進む。



雪解けすぐは沼だなー。

でも朝と昼で全然水量が違う。



流れているのは、隣の隣の園地のところからだ。

うちもこの用水路沿いだけど、

うちの用水路沿いはちょっと高くて流れていかなくて、

この園地からしか流れない。



ダバダバと流れる。

ここも隣の隣の園地。

すごい勢いです。

自分の園地にも暗渠を入れて、

流れるようにしたい。

水はけはりんごの生育にかなり影響があります。



白鳥が飛んでいって、そろそろ春がやってきます。

わざわざ寒いところに行かなくてもなぁ・・・(;^_^A

オラは嫌だぞ(笑)



これはトキの下方向への接木。

枝の伸びの方向に対して、90度の角度を付けての接木です。

普通は枝の伸びの方向と同方向への接木なんですけど。

結果。



青い方向へ強くなっています。

これは木の生理生態です。

去年の伸びた枝が強かったので、

半分カット。矢印の先までカットしたのですが、

結局強いものは強いです。

これはそうだろうなって感じです。

予想通り。

枝先をけん制したがるんです。

したがるわけじゃないけど、

りんごの木はそういう形を目指したがる性質があるようです。

でもそれよりも枝先が問題。

緑の部分。



ピンクが穂木だった部分。

緑が初年度伸びた部分。

この時はこの伸びを邪魔するものがなかったので、

すくすくと伸びています。

二年目は青い部分。

若干伸びましたが、

この時点で上の写真で出た青い枝に養分を吸われて、

伸びにくくなっています。

去年伸びた赤はほとんど伸びていません。

なるほど。

でも今はまだまだ花芽が良い。

去年の枝の伸びが早く終わり、

そのまま花芽を作る仕事をしたためだと思います。

花芽を作る仕事のことを、花芽形成といいます。

花芽形成が早く行われれば、

それだけ良い花芽が出来やすくなる。

この良い花芽のことは、充実した花芽と呼びます。

剪定を全くしなければ、

伸びる部分は伸び続け、

伸びない部分は赤い部分のような伸びない部分と別れるような気がします。

これは無剪定の木を見てそう思いました。

役割分担があるのかな?



こちらは去年あまり剪定をせず、

実を落とす作業、実すぐりをしっかりして、

実らせる場所を徹底した結果です。

今年は素晴らしい花芽が出来ています。

が、充実した花芽が出来ても、

枝も作っていかなくちゃいけないんだよな・・・

本当にルービックキューブみたいだ。

一面出来ても、他がバラバラのような?

優良園地で見るような枝っぷりはまだまだ出来ません。



こちらの枝は、

緑の部分は去年りんごが実ったところ。

枝先は青丸で、芽すら出てきていません。

去年実ったりんごに養分を与え、

十分に枝を伸ばすことができなかったと考えられます。

でも赤丸の部分はとっても良い花芽。

このことから、りんごの養分は、

りんごを育てる

りんごの花芽を育てる

枝を伸ばす

の優先順位で仕事するのかなーって思います。

枝の伸びが止まると花芽形成ができるんだから、

りんごを育てる、

枝を伸ばす、

花芽をつくるの順番か?

そもそも順番なんて概念なのかすら怪しいもんだ。

もしも、去年この枝にりんごを二個実らせると、

多分今年の花芽は小さく、りんごもしょぼかったでしょう。



こちらは実らせ過ぎるとどうなるかです。

あったあった、悪い例。

実らせ過ぎるというか、

同じ枝を続けてりんごを実らせることがいけないんですよね。

黄色いところは去年実った場所。

その前の年はピンク。

ピンクでりんごをとって、

その年はあんまり枝が伸びていないので、

すぐそばで実っています。

そして今年芽すらなくなった。

さらにピンクの前の年は赤丸。

三年連続で同じ枝を使っています。

じいちゃんの時もこんな感じで栽培していました。

そうすると、緑の部分はハゲあがり、芽が出てきません。

もったいない。

二年前ピンクでりんごを取らなければ、

去年は最高のりんごを最大三つ収穫出来たでしょう。

なぜなら、実らせるりんごがなくなれば、

枝が出て、花芽形成ができるから。

もしも三つ収穫しなければ、今年は最高の花芽があったでしょうね(^_^)

というふうに、りんご栽培パズルです。

実らせた場所をしっかり見て、

毎年実らせないようにすれば、

剪定も楽に出来ます。

剪定も実すぐりもリンクしている部分が多いからです。

今日切っていたのを母が見ると、

枝の多さがじっちゃんレベルだそうだ。

形や理屈っぽいところは違うけど、

目指しているりんごは、今は近いのかも。

りんごは大玉小玉も細胞の数が同じなので、

理屈では小玉の方が美味しい。

けど、市販のものは早く収穫したり、

実らせすぎで、基本美味しくない。

美味しくて細胞の数が多いりんごって

どうすれば栽培できるか考えて剪定していました。

まずは充実した花芽は絶対条件。

実らせすぎはNG。

そして小玉っても程がある。

やっぱり美味しい小玉は狙ってつくれないのか?

大玉で多収で美味しくてって三拍子そろった技術の中、

どこをコントロールして美味しいりんごを育ててみようか。

時代の流れに逆らってらなー。

市場出荷なら三拍子揃えば最高なんですけどね(;^_^A

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