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会津ひろきりんご園『紅のりんご農家』ブログ

4/7 発芽 こっから日に日にどんどん進む。



いろいろな接木をして4年。

接木をして、それからのことも想像出来るようになってきました。

こちらは脇から出た枝に接木しました。

脇から出た北斗に接木したのは、

協会選抜の選抜。

ツル割れの少ないふじです。

緑の部分から接木。

苗木と同じような生長をしました。

でも、上の方まで伸びると、

北側の方に枝が出なくなりました。

空間がないので、お日様が当たらない。

お日様が当たらないと枝を出そうとしません。

その空間で光合成出来ないからです。

植物の性質というか、声というか。



前回のブログで書いた三本の接木。

初めて元の方に長穂接ぎした樹なので、

本当に思うことがいっぱいあります。

接木をしたのは良いものの、その後の管理って全くわからなかったんですよね。

いっぱい枝が出てくるんですよ。

特に上から。

「背中から出た枝は取れ」

と、よく教わります。

最初はそのまま受け止めていました。

でも、信号の「赤は止まれ」っていうのと同じなんですよ。

赤は止まれじゃない。

赤は、「危ないから止まれ」なんだ。

背中から出た枝は取れじゃない、

背中から出た枝は、

「その先が弱まるから取れ」なのだ。

それだけじゃなく、日陰になるとか、

樹勢の問題やらがいろいろ絡んでます。

でもそれって、逆に言えば、

先を弱めたい場合は、背中の枝は切るなということ。

強めたい場合は背中の枝は切る。

でもこの背中は、いっくらでも強くなり、全体の樹勢を強くさせるようです。

これは本に書いてありました。

この接木の場合は、背中の枝は切ったり、半分切ったりで調整していました。

これも勉強になったなー。

切ると、いっくらでも上に伸びるんですね(^◇^;)

枝先も、半分切った所からも。

緑の部分が切ったりした場所。

枝先が伸びまくり。

上に伸びるように接木をしたならば、

弱めるために、背中の枝の配置を考えれば、

自然に下がってくる樹形を作ることが出来そう。

枝単位でもコントロール出来るのかな?

そこまでやったとしても、次は樹形を作り上げなきゃならん。

そのノウハウが必要だ。

教科書のような樹形は可能だ。

実際見た。

誰かが出来たんだから、出来ないわけがない。



気がついたことは全て写真に残しています。

このブログに書いているのは、そのごく一部なんですよね。



現在は青い線のように上に伸びてしまいました。

多分これはオレンジの部分にあった、

その背中の枝を切除してしまったからだなーと思いました。

誘引っていう手もあるんですけど、

うーん、してみませんでした。

誘引した箇所は紋羽病で、

かなり花芽が掛かって、素晴らしいりんごが実りそうな予感。

でも、葉隠れ論語か、樹形と剪定の本に、この立った枝があると、

樹勢は強くなると書いてありました。

樹勢だっけかなー。

とにかく花芽が出来なくて、取り始めると花芽が出来たそうだ。

樹形と剪定の本だった気がする。

試験場の技師だっけかな。

樹勢を落とすために背中のバヤを残していたけど、

花芽が全然付かなかったそうだ。

三人の農家が来て、このバヤを切れと言って、

次の年からは花芽がついたんだと。


取るべき時を見極めさえすれば、

いろいろ使い方があるんだべな。



こちらは幹の近くに接木をしましたが、

樹間が狭くなって、切り落としたせいで、

青い部分は伸びたい放題。

この伸びたい放題のおかげで、

赤いところはこの長さで収まっているんだと思います。



こちらは北斗に接木をしたこうとく。

この辺も紋羽病なのか、

大きく落としても全く反動がない。

段々厳しくなってきたなー。

無知ですまんかったm(_ _)m

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