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会津ひろきりんご園『紅のりんご農家』ブログ

4/7 発芽 こっから日に日にどんどん進む。



お父さんが脳梗塞になり、一ヶ月が経とうとしていました。

7月7日、基幹青年の同期の東さんと小倉さん、

そして隣町の下山さん、

高杉のまさひろさんと従業員三名が、

自分も忙しいのにも関わらず、

ミスグリを手伝ってくれました!

本当にありがとうございますm(_ _)m

みすぐりが終われば、逆にお手伝いしに行きたいです。

体で返すしかない(´Д` )



あとは返せるとしたら、情報ぐらいです。

興味があるかどうかはわかりませんが、

このブログには知っている情報は9割書いているつもりです。

でも百聞は一見に如かず。

みすぐりが終わってからは園地視察タイム。

昼の休憩で行った、基幹青年の校長の園地。

やっぱすげえ(´Д` )

圧巻だ。

今までいろんな園地を見たけど、一番好きな園地かもしれん。

長く垂れ下がった枝の先も、ちゃんと水が流れているのか、

枝先が伸びてるんだ。

うちのはそこまで伸ばすことが出来なくて、小玉確定コースだろう(´Д` )

養分を引っ張ってこれない。

ただ一言、欲張り過ぎた。

昼は校長のそんな園地に行って、

夕方からは奇跡のりんごでおなじみの、

木村秋則さんの園地に行きました。

今は弘前大学なんかも一緒に研究してるんですね。

入り口に軽トラがあり、偶然木村さんがいらっしゃいました。

やっぱり、99%無理と言われてた、

農薬(化学的な)を使わないでりんご栽培を可能にしたのはすごい。

今は特定指定農薬だっけかな?

特別だっけかな?

そんな感じの農薬扱いになった酢を散布しています。

酢ってすごいなー。

でも倍率を間違えると葉っぱが焼けるそうな。

薬害ってことですね。

ちなみに普通の農薬も倍率を間違えると薬害が起こります。

木村さんにいろいろ質問しました。

3人質問で一時間くらい。

今まで二回話したことあるけど、

知識不足で理解できなかったけど、

オラも勉強してきた。わかるところがいろいろ出てきた。

無農薬よりも、

それができるきっかけになったのは、土のおかげっぽいので、

土の質問が中心でした。



まずはしのべの質問をしました。

木村さんの園地はしのべが少ない。

これはこの前見てから予想を立てた。

しのべは、刈らない方が減る!

んじゃないか?

なんで減るのか。

土がその環境に合わせるように、

生えてくる草をコントロールしているとすれば?

生えてくる草は、土のいろんな条件、

硬さ、ph、日当たり、標高で変わると思うんだ。

そして草が枯れて緑肥になり、

また条件が変わる。

標高1000mからは生えてる植物が変わることをご存知ですか?

山岳部で勉強したのですが、

生えたくても生えられない条件があるということ。

しのべも、生えたくても生えられない条件があるんだろう。

この予想は的中でした。

予想外だったのは、

しのべのタネが落ちても、発芽しないということだ。

減ることはないけど、増えることもないらしい。



最近しのべについて考えた時にみつけた病気です。

これを質問したら、よく気がついたねーって言われました。

斑点落葉病、かっぱん病の病気がしのべにも出るらしく、

これを見て適期防除をするという。

これでもしのべは減るのかまでは聞かなかったけど、

酷いと、病気で減っていくこともありうるなー。

でもそれだと普通に農薬を使う我々には、

しのべを減らすのは難しい話だー(´Д` )


あとは硬盤層の壊し方。

硬盤層は温度が低いそうです。

これはバクテリアや菌が活動していないため。

そもそも硬盤はなんで出来るのか話になりました。

堆肥をいれたり、完熟の有機肥料を使うと、

硬盤の高さはまちまちになるそうです。

普通であれば10センチから30センチの間にあるそうな。

硬い土の層は、スプレヤーなどの重い機械、

肥料、農薬、この三つで出来るそうです。

農薬でもなるのか?

って思っちゃいますが(´Д` )

でも、そうだと言われると、

そういう可能性も頭に入れて予想を立てねば・・・

そして木村さんのりんごの木の根は何倍も伸びるそうです。

これは硬盤がないからなのか?

それプラス、農薬を掛けないから、

枝が自然に伸びているからなのか?

これも農薬を掛けると、根が長く伸びないとかあるのか?

今までのりんごの歴史が覆される気分です。

枝が伸びた分だけ、根も伸びる。

でも本当はそれ以上に伸びている(´Д` )

弘前大学の学生さんたちと、機械で測ったらそういう結果が出たらしい。

機械の測り方のミスじゃない?って思いたいけど、

それは自分の都合の良い方に考えてしまう、典型的なパターン。

受け入れよう。

そういうこともあるのかもしれないということを。

テレフォン人生相談でも

あなたの認めたくないものはなんですか

それを認めれば道は開けます。

って言うしなー。

プライドと頑固さは違う。


その硬盤を壊すために、何が必要か質問した。

まずは木村秋則さんと同じく年二回の草刈りで良いのか?

答えはノーだった。

スプレヤー、肥料、農薬が問題だ。

うちは肥料をやっていない場所があるので、それはクリアしている。

今年は堆肥はやったけど。

スプレヤーと農薬はワンセットだなー。

今更手散布では出来ない面積だ(´Д` )

木村さんはやっているが・・・。

無肥料なんだけど、板柳では割と多い。

10年以上はざらにいる。

30年以上堆肥も何もやってない農家もいるが、

それでも毎年りんごは実をつけています。

木村さんが「無肥料です(キリッ)」って言っても、

割と、普通だなー(´Д` )って思う。

しのべで硬盤を壊せるかも質問した。

出来ないそうだ。

しのべじゃ深く刺さらないんだそうだ。

でも根毛は横に伸びて、それはとても良いそうだ。

しのべ万歳(笑)

でも、これもオラにとっては都合の良い話題なので、

圧倒的にしのべは悪って言う人もいることは忘れちゃならない。

一つ木村さんに問題を出された。

ある植物を植えれば、

2年もあれば硬盤を壊せるらしい。

肥毒も吸うけど、今までの肥料養分も吸ってしまう諸刃の剣。

根は1mの深さまで到達し、

でも丈は60センチくらい。

ごぼうか聞いたけど、

ごぼうでも硬盤は突き破れない。

硬盤ってなんなんだって思った。

帰りの車で3人で何の植物か考えたけど、

りんご一本のオラたちには知識不足でした。

畑に戻ってきて解散。

iPadで検索した。

深い根 植物

じゃ出てこない。

根 深い 木村秋則

これで検索したら出てきた(笑)

ヒントは、木村さんが他の県で公演した時にみんなに植えさせたっていうのを聞いたから。

小麦らしい。

もしくはライ麦。

全部一致した。

ぶどう農家の岩木の伊東さんは、

ライ麦草生栽培で土を柔らかくしようとした実験をしていました。

いつかまた行って、答えをぶつけよう。

そして、吸われた肥料分をどうやって補うかも考えよう。

たった一時間だけど、

たくさん考えさせられました。

無知であれば全く話が出来ない方だな。

話に全く付いていけません。

あと、真っ向に否定する人も難しいかもしれない。

いったい木村さんの引き出しは、どこまで深いのか。

やっぱりすごかったなー。


奇跡のりんご、良い言葉だ。

でも、奇跡の対義語は必然。

オラたちのりんごは必然のりんごか。

この技術の積み重ね、

日頃の何気ない日常、出会い、

必然のように感じているけど、

これもまた奇跡に思えば、

全てに感謝の気持ちを持てる。

ちょっと宗教っぽいから、

農業法人よりも、宗教法人目指そうかしら(笑)
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