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会津ひろきりんご園『紅のりんご農家』ブログ

4/7 発芽 こっから日に日にどんどん進む。



ようやく雪が消えて、園地へ来ることが出来ました。

選果は結局余してしまい、市場の協力を得て、

今月中には終われました。

そんな相談にも乗ってくれるんですね(´Д` )

そして市場の高いこと…

今年は確定申告の時、今まで見たことない数字を叩き出し、

ちょっと嬉しかったです。

ようやく売り上げとして、普通の農家に並ぶことができたなって感じです。

品種構成が早生、中生としっかりしてくると、上手く回りそうだなー。

今はふじしかないけど、もっともっと減らすぞ。

超絶忙しかったけど、すごく実入りの多い年でした。

もう少しで来年度。

もう戦いは始まっています。



そして今年から仲間入り。

井戸のある園地。

今まで借りてた50aを返却。

水はけ、病気、強樹勢、いろいろな理由が多すぎて、3年やってみたけど赤字…。

持ち主は廃園にするそうです。

一度ボロボロになってしまった園地を再生する難しさを身をもって知りました。

そして去年借りてくれと懇願されて、増やした30aも返却。

隣の園地なのだが、畑に行くまでの道が、他の園地の中を通るという場所。

りんごの果形がすこぶる良い。

秋ふ系にそんな座りの良いふじがあるそうなので、それだろう。

剪定がイマイチでも、これだと良いよなと思いました。

持ち主は体の限界だと言って、うちにお願いしてきました。

作業しているのを見てるだけで辛そうなのが分かります。

園主には「弘前の1haなんか返して、ここでやれば良いじゃないか」と言われますが、

これには自分なりの考えがあります。


リスク分散です。

例えば雹のリスク。

雹害があるとすると、

広範囲ではあるけど、局地的なものです。

1キロ先では無かったりします。

その被害にあったのが、この園地なのです。

弘前の自分が借りている地区では、雹害が今まで無いそうな。

園主に説明すると、「それは自然のものだから、仕方がないじゃないか」と説得されます。

自然のものだから、逆にしっかり考えなければなりません。

さらに今年は自分の持ち園地の80a丸葉の改植。

これで水害の園地を再生、

そしてふじをかなり減らすことが出来ます。


この改植をするために、高杉の1ha、そして井戸の50a、河原の20a。

今年のりんごを確保するために借りているのです。

すごく無茶だったけど、これで合計2.5ha。

ふじを半分ちょっとまでにすることが出来ました。

長かった。


園地の条件は、運しかない。

園地が揃わないと、接木も改植も出来ない。故に品種更新も出来ない。

70a、フラン病、生枝全開の園地を与えられて、

りんごについて無知の状態で、始めてくださいと言われたらどうしますか。

園地を増やすというのをしますよね?


40a眠ってた園地があったので、苗木を植えました。

完全に師匠の言いなりだったので、

津軽ゴールド、大紅栄、シナノゴールドを植えました。

半分津軽ゴールドってなぁ…今思うと狂ってる(´Д` )

次に50a借りたら、前がほぼ無農薬園地で、

100箱しか取れない上に、ナシマルカイガラムシが大量発生。

フラン病があり、強樹勢。すぐ止めときゃ良かった。

もうやめたいって時に、元ジュース工場で働いてた方の実家の1haの話が。

さらに去年、お隣さんの園地を30a。

どうすれば最良の選択だったのか…。


でも思うことは一つ、もっともっと浅はかな勉強ではなく、

素晴らしいアイディアを出すでもなく、

ひたすら深く勉強しておけば良かったということ。

とにかくりんごは感覚的なことも多いけど、理屈です。

りんごの理屈を学ぶべきでした。

板柳の中ではなく、特に外に出歩くべきでした。

そして、良い園地の経営を知るべきでした。

早生、中生、晩生の割合。

黄色品種の魅力、品種での収量などなど。

畑を借りるとふじが多いならば、先に早生を接木しておくとか、

黄色い品種が欲しいなら、苗木を買っておくとか。

ただただ知識不足が悔しい。

悔しい。

こんなことを後輩に教えたくても、

他には親がいたりして、こんな割合なんかは決める権利が無かったり、

すでに覚えてたりするんですよね。

みんなとスタートが違うんだから、

みんなと同じスピードで成長しようとしてたのが間違いでした。

自分の子供がりんごをやりたいってなったら、絶対に同じ苦労をさせちゃならねえ。

同じくらい苦労をするくらいなら、他ので苦労した方が、身のためだ。
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